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カラダの「いたわり度」Check

2022.09.21

糖尿病、高血圧、脂質異常症などの生活習慣病にかかりやすいかどうか、そのリスクをチェック! 下記の項目の内、あてはまるものはありませんか。

■生活
□20歳時より体重が10kg以上増えている
□歯磨きは1日1回以下である
□タバコを吸う
□お酒は2本*以上、ほぼ毎日(週5日以上)飲む
✽目安は、350mL缶のアルコール飲料2本またはお酒2合

■食事
□早食いである
□外食回数は週3回以上である
□濃い味付けが好みである
□食事量は多い方である

■運動
□歩く速さは人並み未満
□運動は週1回以下である

 

結果は下記をチェック

・「生活」 の項で、2個以上あてはまる場合は生活習慣の見直しが必要
20歳時から体重が10kg以上の増加している:
その増加分は、ほとんど余剰な脂肪。余剰な脂肪細胞からは悪玉の生理活性物質が分泌され、血圧上昇、糖尿病や脂質異常を引き起こします。

歯磨きは1日1回以下:
歯磨きは間食を抑制し、また歯周病予防が糖尿病や認知症を予防につながるので、習慣にすることをおすすめします。

喫煙する:
糖尿病のリスクを高め、善玉(HDL)コレステロールを低下させます。過量飲酒は肝臓障害、中性脂肪や尿酸の増加を引き起こします。

 

・「食事」 の項で、2個以上あてはまる場合は生活習慣の見直しが必要
早食い:
満腹感を感じる前に多くの食事をとってしまいがちになります。外食はついつい食べ過ぎになり肥満や脂質異常症につながります。

濃い味付けが好き:
多くの塩分が含まれていることがあるため、高血圧を発症させやすくなります。

食事量が多い:
低カロリーに気をつけていても、食事の絶対量が増えると、肥満になります。食事は規則正しく、腹八分目でバランスよく食べることが大切です。

 

・「運動」 の項で、1個以上あてはまる場合は生活習慣の見直しが必要
歩く速さは人並み未満:
同じ距離でも、ゆっくりとした歩きでは消費エネルギーが少なくなり、肥満、糖尿病につながります。

運動量が少ない:
肥満のみならず、足腰の筋肉量が減少してしまい、老後の生活に支障をきたします。体を動かすことは心身の機能を高め、ストレス解消にもつながります。

 

40歳を超えると、生活習慣病リスクは高まります。要注意の方は、生活習慣病リスクが高く、すでに予備群になっている可能性があります。年に1回は必ず健康診断を受け、数値異常が見つかった際は医療機関を受診し、生活習慣の改善に取り組みましょう。

生活習慣病の詳しい情報はコチラをチェック

 

監修:一般社団法人 日本生活習慣病予防協会

 

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。