-箕面市- 生徒自身で不安や心配事が発信できるように
2022.12.01
箕面市では、全市立小中学校のすべての児童生徒に配備しているタブレット端末に「こころの日記」機能を新たに追加する。
「こころの日記」は2つの項目があり、児童生徒が毎朝の気持ちを4つのフェイスマークで表現する「今日の気分」と、誰にどんなことを相談したいかを選択する「相談機能」がある。
「今日の気分」は、これまで教職員の主観で感じ取っていた児童生徒の日々の気持ちを可視化することができ、泣いている表情を選択した児童生徒へ声をかけるなど、普段の見守りを強化し、必要に応じてタイムリーな対応に繋げる。また児童生徒自身も、毎日入力することで、自身の気分の変化への気づく効果がある。
「相談機能」では、直接言葉では伝えにくい不安や心配事を児童生徒がタブレットから「だれに相談したい(担任・学年の先生・学年外の先生から選択予定)」と「どんなことを相談したい(友達のこと・学習のこのと・家のこと・進路のこと・その他のことから選択予定)」かを選択し、相談できる体制を築くことで、コミュニケーションの手段を増やし、いじめ等の早期発見、早期対応に繋げる。それぞれの選択肢は複数選択やどちらかが未選択であっても送信可能。
令和4年12月より先行実施校(2校)で試行運用を開始し、令和5年1月より全市立小中学校にて運用を開始する。
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【今後の予定】
令和4年12月~ 先行実施校(2校)にて試行運用開始
令和5年 1月~ 全市立小中学校(22校)にて運用開始
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