「関西将棋会館」が2024年秋、開館へ将棋のまち・高槻への期待が高まる
2023.02.09
JR高槻駅駅前に来年秋完成予定の関西将棋会館。 画像提供:日本将棋連盟
JR高槻駅前に移転する関西将棋会館が、2024年秋にオープンすることが発表された。新会館は鉄筋コンクリート5階建てで、外観は将棋盤をイメージ。1階にはファンらが利用できる将棋道場が設けられるほか、2階にはプロ棋戦で使用される椅子席の対局場ができる。また4階には畳の対局室、5階にはタイトル戦などで使用される「特別対局室」ができ、4、5階の対局室からは「内なる庭」と名づけられた中庭が望める。
これまでにも何度も将棋のタイトル戦が高槻市内で行われており、去る1月21日(土)・22日(日)にも、藤井聡太王将(竜王・王位・叡王・棋聖)と羽生善治九段が対局した「第72期ALSOK杯王将戦七番勝負第2局」が摂津峡花の里温泉・山水館で開催された。合わせて高槻現代劇場のレセプションルームでは、大盤解説会が開催され、多くの参加者が戦局を見守った。開館時期が決定したことでさらなる期待が高まっている。
1階・将棋道場
4階・内なる庭
5階・特別対局室
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