-茨木- 今年11月に竣工予定 元茨木川緑地リ・デザイン
2023.04.07
北エリア(高橋交差点から北)
茨木神社に沿って伸びる高橋から税務署前までのエリアは、
老木化が進む桜の後継を植樹し更新するとともに、
歩行者と自転車の動線を分けて園路を整備し、安全な通行環境を確保する。
元茨木川緑地は開設から40年以上が経過し、ベンチや水景施設等が老朽化するとともに、大木化した樹木や老木化による倒木被害も生じた。こうした状況を受け、茨木市は「元茨木川緑地が将来も街のシンボルとしてあり続ける」ため、市民、民間事業者、学識経験者等と協力し、「元茨木川緑地リ・デザイン」に取り組んでいる。
現在は、新施設「おにクル」がオープンする今年11月竣工に向けて、高橋交差点を中心とした周辺エリアの改良工事を実施している。整備後は、安全に通行でき、散歩やジョギングといった従来の利用に加え、緑地での滞在やイベントなど利活用しやすい空間に整備。さらに元茨木川緑地の魅力である、桜並木や緑化空間を損なうことなく、「おにクル」と一体感のある景観の創出を目指している。
南エリア(高橋交差点から南)
新施設「おにクル」の正面に位置する高橋交差点から消防署前までのエリアは、不健全な樹木を間引いてベンチなどの休憩施設を整備し、明るくて居心地がよく、時にはイベントなども開催できる空間を整備。高橋交差点の入口部分にテラスを整備し、景観を楽しむエリアを創出する。
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