-箕面市- 箕面市立病院に「人工関節手術センター」を開設。人工関節手術支援ロボット「Mako(メイコー)」を導入
2023.06.01
箕面市立病院では、令和5年4月に「人工関節手術センター」を開設し、北大阪の自治体病院として初めて人工関節手術支援ロボット「Mako」を導入した。
人工関節手術は、膝や股関節の痛みが生じた場合に、変形した関節を人工の関節に置き換える手術だが、「Mako」は日本で初めて承認された整形外科における手術支援ロボットで人工関節置換の手術を保険診療で受けることが可能に。
「Mako」は、事前にCT画像などを基に作成する手術計画を登録することで、医師が計画どおりに手術を進められよう支援するもので、人の手のように手ぶれすることがなく、また、手術計画にない動きを止めたり正確に人工関節を設置するなど、手術の安全性と正確性が向上し、血管や神経の損傷などを防ぐことができる。また手術後の痛みなど患者の負担軽減や合併症の減少、人工関節の長期使用なども期待でき患者の身体的、精神的負担の軽減が図れる。
人工関節手術センターでは、整形外科における股関節の変形性股関節症、特発性大腿骨頭壊死症、関節リウマチ、膝関節の変形性膝関節症、大腿骨内顆骨壊死次の疾患について、6月中旬から「Mako」を用いた手術を開始する予定(今年度110件の手術予定)。
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