地域情報紙「City Life」が発信する地域密着のニュースサイト

-吹田・豊中・摂津- 広がりを見せるシェアサイクル 吹田市、豊中市・摂津市で実施

2023.07.08

近年、都市部での交通渋滞や環境への負荷が増え、この問題に対処するため、シェアサイクルという新たな持続可能な交通手段に注目が集まっている。

シェアサイクルは自転車を一時的に利用するための共有サービスで、一般的に、都市や地域内に設置された自転車ステーションから自転車を借りることができる。利用者は、アプリや会員カードを使用して自転車を解錠し、目的地まで利用した後に別のステーションで返却することができるため利便性も高い。

吹田市、豊中市では3年間の実証実験を経て、公共交通の補完等の効果が確認されたとし、昨年11月から本格化に移行した。吹田市は62か所、豊中市は111か所のシェアサイクルのステーションを設置した。摂津市では昨年から実証実験の実施に踏み切り、26か所のステーションを設置(6月20日現在)。料金は30分130円、以降15分100円、12時間最大1,800円で利用できる。

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。