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-茨木市- 茨木市の新施設「おにクル」 多彩なメニューで 5,400 万円を超える寄附

2023.09.28

茨木市では、令和5年 11 月 26 日の文化・子育て複合施設「おにクル」の開館に向け、約2年間で5つの寄附メニューを実施した。うち3つはクラウドファンディングとして実施し、いずれも目標額を達成。令和5年9月 19 日現在、寄付の総数は 710 件、寄附額の総額は 54,105,025 円となっている。

検討段階から約8年の歳月をかけてオープンするおにクルの整備にあたっては、数多くの市民参加型の取組みを展開し、市の担当者が「日本一」と胸を張るほど多くの市民が関わってきた。5つの寄附も「参加」の仕組みの1つとして取り組んだもの。

なお、ホール、子育て支援、図書館、市民活動センター、プラネタリウム、カフェなどが入る7階建てのおにクルは、異なる機能や活動などの連携に積極的に取り組む他に類を見ない公共施設で、これからの茨木のまちづくりにおける「共創の中心地」としての役割を果たすことになる。

【寄附メニューの概要】
●第1弾:「言葉」を育てるプロジェクト(R3.12/15~現在も受付中)
おにクルに向けた想いを銘板にして施設内に設置するというメニューを設け、これまでに個人や企業・団体から 235 件、47,415,419 円の寄附が集まっている。
●第2弾:「ピアノ」を育てるプロジェクト(R4.2/15~2/16)
新たに導入するフルコンサートピアノの弾き込みを特典にし、50 件の枠が2日間で埋まる。
●第3弾:「えほんひろば・おはなしのいえ」を育てるプロジェクト(R4.5/25~8/25)
クラウドファンディングとして実施。目標額 200 万円に対し約 336 万円の寄附。
●第4弾:「宇宙とふれあえる場」を育てるプロジェクト(R5.5/1~6/30)
クラウドファンディングとして実施。目標額 150 万円に対し約 162 万円の寄附。
●第5弾:「遊び」を育てるプロジェクト(R4.7/3~8/31)
クラウドファンディングとして実施。目標額 100 万円に対し約 125 万円の寄附。

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