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-摂津市- 大阪府下で初 17社20商品によるプロジェクト 摂津市「Makuake」でオンライン催事開催

2024.01.05
オンライン催事開催の記者会見の様子。左から)
摂津ビジネスサポートセンターの山之内敦さん、摂津市商工会会長 中川廣司さん、
摂津市長 森山一正さん、株式会社マクアケ 森雪尋さん

 

新商品や新しいサービスを掲載しているプラットフォーム「“応援購入サービス”Makuake(株式会社マクアケ=本社 東京都渋谷区)」にて、オンライン催事(摂津市と摂津市商工会の共催事業)を開催した。大阪府下では初めての取り組みとなる。

“応援購入サービス”「Makuake」とは、クラウドファンディングの仕組みを使って、事業者がまだ売り出していない新商品や新しいサービスを一般発売前に先行して販売し、応援の気持ちを持って購入することができる。明確なリターンがあり、お得に商品を購入できる場合も多いため、クラウドファンディングの中では、サポーターを募りやすいとされている。この「Makuake」のサイト内で、「ものづくり企業の底ヂカラ!ちっちゃな摂津のでっかな野望」と題した特設ページが組まれ、摂津市の事業者17社による20商品を購入することができる。

履くだけで楽に、ほんのり暖かいという「歩靴下」アクティプリント株式会社(大阪府摂津市鳥飼上4-11-25)の新商品。

 

同志社大学の学生とのコラボで生まれた「アウトドアスタンド」。有限会社ワコーメタル(摂津市鳥飼本町2丁目12-3)の新商品。

市から商工会への委託事業として、商品開発や新事業をサポートする摂津ビジネスサポートセンターが2021年4月に開設され、山之内さんはそのセンター長を務める。山之内さんは過去、自身の事業でクラウドファンディングによって消費者との接点が生まれ、「脱下請け」に成功した実績をもつ。それらの経験をもとに、商品開発や新事業をサポートする同センターが2021年3月に開設された。「摂津市は小さなまちですが、多くのものづくり企業が集積しています。長年大手の下請けで培った高い技術力もつ企業も多く、その事業者の新しい商品を全国に発信できる機会」と、期待を寄せる。開催期間は2024年3月10日まで。

摂津ビジネスサポートセンター(センター長=山之内敦さん、摂津市南千里丘別館3F 摂津市商工会横)は、創業支援や新商品開発、新規事業など、様々な業種にも対応するビジネス相談所。

「Makuake」の特設ページ。https://www.makuake.com/online_event/settsu_mono

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