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– 高槻市 - 都市計画道路「十三高槻線」の跨線橋が完成 3月末(予定)の全線開通に向けて工事が進む

2024.02.06
阪急京都線と交差する形の跨線橋。現在は歩道橋の新設工事や接続部分の
工事が進められていた。(撮影日時:令和6年1月22日)

 

大阪市(淀川区十三)と高槻市(井尻)を結ぶ大阪府の都市計画道路「十三高槻線」は、1967年の都市計画決定から55年以上の時を経て、いよいよ令和6年3月末(予定)に全線開通する。「十三高槻線」は、国道171号線や府道・大阪京都線の慢性的な渋滞を改善するバイパス道路として期待されていたが、用地買収などが難航していたため時間がかかっていた。

このたび同道路の正雀工区における、阪急電鉄(京都本線 相川駅~正雀駅間)とのオーバーパス工事(跨線橋)が完成し、後は吹田方面への既存道路との接続と、摂津方面・正雀川地下道へとつながる工事部分を残すのみとなった。

この正雀工区間が開通することにより、大阪内環状線(国道479号線)の吹田簡易裁判所付近から、大阪府中央環状線(中環)の大阪モノレール「摂津駅」付近までが一本の道路でつながることになる。大阪市内から高槻方面へ向かう際には、府道・大阪京都線と、この十三高槻線に分かれて利用できるため、渋滞緩和や沿線の活性化が期待されている。

跨線橋から摂津方面へ降りると工事区間が続き、 その先で開通済みの「正雀川地下道」へとつながる。

 

跨線橋完成イメージ図(出典:大阪府の図に名称を記入)

大阪京都線(産業道路)と十三高槻線の位置関係

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