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【健康寿命をのばそう】高齢者の就労支援 心身ともに健康にすごすため

2020.02.05

心身ともに健康であるためには、社会との関わりを持ち続けることも重要だと言われている。特に就労は、経済的な自立も含めて、主となる社会的活動のひとつだ。人生100年時代を迎え、定年退職後も元気な高齢者が増える中、高齢者の就労と健康の関係について兵庫労働局を取材した。

多くの65歳以上が就業中

現在、定年退職年齢の引き上げもあり、多くの60歳以上の人が仕事をしている。働くことへの意欲は高く、仕事をしている高齢者の約4割が「働けるうちはいつまでも」と答えており(内閣府調べ)、65~69歳の就業率は男性で5割、女性で3割と上昇傾向にある(総務省調べ)。高齢者の主な就労目的は、「経済上の理由」だが、65歳以上になるとその割合は小さくなり、代わりに「いきがい・社会参加」や「健康上の理由」が台頭している点に注目したい(厚労省調べ)。

やりがいと健康を目的に

特に男性に多い特徴として、定年退職後に社会との関わりがパタリとなくなることがあるという。「外に出かけて人と話すといった簡単な関わりはもちろん、自分がまだまだ社会に貢献したいという思いがある」と同局担当者。就労は、運動面だけではなく、コミュニケーションの機会を創出する役割を担い、中には認知症予防を目的に仕事をしている人も多いという。

キャリアを活用できる仕事も

兵庫労働局では、企業向けに高齢者の雇用促進を案内している。「企業と話をしていて感じるのが、高齢者の方のキャリアに期待している点です。例えば、マネジメント経験のある方には、現場のコミュニケーションが円滑に進むようサポートをお願いすることもあるそうです」(同局担当者)。定年後の継続雇用の機会が増加傾向にある一方、再就職・転職については課題も多い。全国のハローワークでは、60歳以上を対象にした「生涯現役支援窓口」を開設。高齢者専用の求人情報を提供するなど、高齢者の相談を積極的に受け付けている。今後、高齢者が健康的に活躍できる就業場所は増えていくだろう。

兵庫労働局

住所
神戸市中央区東川崎町1-1-3  神戸クリスタルタワー14・15・16・17階

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