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-茨木市- 能登半島地震の被災地支援 小学生の発案で募金活動を実施

2024.03.05

能登半島地震の被災地支援のために、茨木市立東小学校(茨木市鮎川2丁目)の児童会に所属する小学4~6年生の児童14人が給食室前の廊下で募金活動を行った。児童から発案された取組で、2月1日、2日、5日は学校内の児童を対象に、13日・16日の参観日には保護者に向けて募金活動を行った。

1日の活動初日は、午前8時頃から小学校の給食室前の廊下で行い、児童会の児童たちが「ご協力をお願いします!」と声をそろえて呼びかけ、多くの児童らが募金に応じた。6年生の山下恵介さんは「テレビで地震のニュースを見て、悲惨な状況に驚いた。募金で少しでも力になれたら」と、この日のために事前に準備し、募金をした。

募金活動を発案した6年生の小田桐圭汰さんは「被災地の人たちのために自分たちにできることは何だろうと考えたときに、募金活動を思いついた。これからもできることをしていきたい」と話した。今回集まった募金は日本赤十字社を通して、被災地に届けられる。

また、被災地の現地支援に行っている本市の職員や消防士に向けて、応援メッセージを書いた手紙を送る取り組みも実施する予定だ。

北摂各市で拡がる支援の輪

摂津市社会福祉協議会は、摂津市や商工会青年部らと1月19日、JR千里丘駅と阪急摂津市駅で街頭募金活動を実施した。委員やボランティアなど総勢33人で行い、232,201円が集まった。また摂津市議会でも1月23日、スーパーや商店街などに17名の有志で実施し、118,037円が集まった。

高槻市社会福祉協議会では、1月21日の高槻ハーフマラソンで実施し、40,522円が集まった。また吹田市社会福祉協議会は、1月13日、イズミヤショッピングセンター千里丘前で街頭募金活動を実施。委員やボランティアなど総勢103人で行い、2時間で641,204円が集まった。

吹田市社会福祉協議会

箕面市、豊中市などでは、ふるさと納税を活用して支援する取り組みも始まり、北摂各市でさまざまな支援活動が行われている。

義援金は市役所など窓口での受け付けや、募金箱も設置。詳しくは各市のホームページで確認できる。

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