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【健康寿命をのばそう】「睡眠時無呼吸症候群」 早期発見・治療で充実した日々を

2020.01.08

1年の中でも特に忙しく、睡眠不足に陥りやすい12月。幅広い症状がある睡眠障害の中でも「睡眠時無呼吸症候群」について、専門外来もある星野耳鼻咽喉科・睡眠呼吸センターの星野忠彦院長に話を聞いた。

眠気やいびきだけじゃない
命に関わる病気に繋がることも

睡眠時無呼吸症候群とは、10秒以上に亘って呼吸が停止する状態が1時間に5回以上、または7時間の睡眠中に30回以上ある場合に診断される。いびきや日中の眠気、頭痛などの症状があるが、高血圧や糖尿病、時には命に関わる心疾患、脳卒中などを合併する恐れもあるという。「血液がうっ滞して心臓に負荷がかかるので、循環器系の病気全てに関係があります」と星野院長は話す。一般的な治療は、睡眠時に専用機器を用いる「CPAP(シーパップ)」治療で、鼻マスクを介して患者に応じた圧力の空気を送り込むことで気道を確保する。患者自身の心がけとしては「暴飲暴食をしない」「アルコールを減らす」「歩く」などが有効で、「無呼吸だと血圧が上がるので、寒い冬の朝はゆっくり起きるのがおすすめ」だそう。

自分ではわからないからこそ
アプリなどで早期発見を

睡眠時無呼吸症候群はいびきや眠気をきっかけに受診する人もいるが、多くの人が「自分は大丈夫」と思い込み、自覚せずに過ごしているそう。また、男性や高齢者、肥満の人がなりやすい印象だが、最近では夢を見る「レム睡眠」時に起こる女性に多い例も報告されているとのこと。すぐにでもできるチェック方法として、いびきの有無の確認がある。「結婚されている方は夫婦で比べてみると、自分のいびきの特徴がよくわかります」と星野院長。いびきを記録するアプリもあるので、まずはセルフチェックから始めることが重要だという。

CPAP治療の機器。星野耳鼻 咽喉科ではコンパクトで使いや すいものを使用。

「人は1日の3分の1 を睡眠時間に費や しています。充実し た睡眠は充実した 人生に繋がります」 と話す星野院長。

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