【健康寿命をのばそう】元気に動ける身体を維持する リハビリ型デイサービス
2020.03.04
全国に広まる新しいデイサービス
近年、通常のデイサービスとは少し違う形のデイサービスが増加しており、その一つが「リハビリ特化型デイサービス」だ。通常のデイサービスは1日7時間程度で食事・入浴・機能訓練レクリエーションなど様々な活動を行うのが特徴。一方リハビリ特化型デイサービスは3時間程度の半日制で、運動療法やリハビリに重点を置いているため食事や入浴は行わないのが特徴だ。食事や入浴はできないが、通所者一人ひとりの在宅生活で必要になる筋力や体力の目標を決めて、それにむけて器具を使った機能訓練メニューが提供されるため無理なくリハビリと軽めの運動を行うことができる。
運動だけじゃないリハビリが大事
自分の体重を利用して行う運動療法の方法としてメジャーなレッドコードセラピー。関節の痛みの軽減や立ち上がり動作の回復のために筋力を高め、維持するための療法だ。ポシブル高槻西はそのレッドコードが10機設置されている。代表の溝渕さんは「レッドコードのほか、有酸素運動器具や下半身のトレーニング器具を使ってまんべんなく運動することが大事です」と話す。また、通常のリハビリとは異なり他の通所者とコミュニケーションがとれるのもリハビリ特化型デイサービスの特徴のひとつ。「週2、3日色んな方と顔を合わすために、お化粧をしたり服装を考えたりと見えない部分のリハビリが運動と合わせて良い効果があるんです」と溝渕さん。運動と憩いの要素を兼ね備えたリハビリ特化型デイサービスはこれからより需要が増えるのではないだろうか。
ポシブル高槻西
住所
高槻市栄町1-1-7
電話番号
072-697-0666
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