‐箕面‐ 郷土資料館移転リニューアルオープンを記念して、4月29日に式典開催
2024.04.28
みのおサンプラザ1号館の建て替えにより、平成18年から同館で開館していた郷土資料館が移転した。全面リニューアルオープンを記念して、4月29日(月曜日・祝日)に同市長及び同市議会議長の挨拶やテープカットなどが行われるオープニング式典が、午前9時45分から開催される。
新しい郷土資料館は、3月23日(土曜日)に開業した北大阪急行電鉄「箕面船場阪大前駅」から徒歩8分の市役所第二別館2階(船場西3-8-22)にあり、駅からも近くアクセスしやすい立地となっている。館内は展示室を「れきし」「はっけん」「くらし」と3つのテーマに分け、箕面の歴史などを分かりやすく紹介。また、企画展示室では箕面にまつわる企画展を年に4回程度開催する。
今回の移転により、箕面の各地域の歴史をはじめ箕面ゆかりの人物や文化などを、映像を駆使した展示にリニューアルすることにより、市民の郷土理解を促進する。
【概要】
《施設》
名称:箕面市立郷土資料館
所在地:船場西3-8-22(旧教育センター)
開館時間:午前10時から午後5時
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日)
料金:無料
《各展示室の見どころ》
(1)展示室1「れきしを歩む」:旧石器時代から近現代まで箕面の通史を紹介
【大迫力 横幅7mのワイドシアター】
旧石器時代から近現代にいたるまでの箕面の通史を、音と映像でわかりやすく解説。当時の写真やイラストを使い迫力のある映像になっている。
(2)展示室2「はっけんにワクワク」:箕面ゆかりのヒトやコトを体験型展示で紹介
【円筒展示】
等身大パネルや歴史資料などを展示して、円筒ごとに箕面ゆかりのヒトやコトを紹介。
(3)展示室3「くらしを知る」:箕面の成り立ちや、各地域の特色を紹介
【みのおテーブル】
市の地形をかたどったテーブルの上に、主要スポットを示すプレートを配置し、各地域の特色を紹介。
(4)透過液晶を使った最新展示「時空遊覧」
展示室3と企画展スペースの間には、液晶表示部の裏側を透けて見せることが出来る透過液晶を使用した最新展示を設置。透過液晶ディスプレイの裏側に、昔の阪急箕面駅を再現した壁掛けジオラマを設置し、駅発展の歴史を紹介。
(5)ペーパークラフト額装展示
展示室1から3の壁に沿って、阪急箕面駅鉄道開通など、近現代の箕面をペーパークラフトで紹介。
《オープニング式典》
(1)日時 4月29日(月曜日・祝日)午前9時45分から
(2)内容 市長・議長挨拶、テープカットなど ※一般参加可能
《リニューアルオープン特別企画展について》
企画展名:「箕面の至宝展 中尊寺経と八天石蔵」
開催期間:5月17日(金曜日)から7月7日(日曜日)※毎週月曜日休館(祝日の場合は翌平日)
時間:午前10時から午後5時
料金:無料
内容:
郷土資料館のリニューアルオープンを記念し、平安時代後期に奥州の藤原清衡が中尊寺に奉納したと言われる紺紙に金と銀で交互に美しく書かれた瀧安寺所蔵の至宝「中尊寺経(紺紙金銀字交書一切経(こんしきんぎんじこうしょいっさいきょう))」を公開。また、八天石蔵の仏像写真と仏像発掘のきっかけとなった勝尾寺所蔵の「勝尾寺文書」の写真パネルを展示し、八天石蔵の魅力などを解説する。
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