地域情報紙「City Life」が発信する地域密着のニュースサイト

【阪神神戸】ヨーロッパ発 旅情誘う 甘美なお菓子

2019.12.05

馴染みあるものから、未知なものまで。
いつもより、ほんのちょっと贅沢して。ヨーロッパの伝統菓子で、旅心を味わいましょう。

【from France】
フランス人オーナー厳選 心躍るキュートな伝統菓子

フランス輸入の食品や雑貨が並ぶ同店。フランス人オーナーが自ら足を運び、各地の生産者や職人から直接仕入れた伝統菓子やオーガニック食材が楽しめる。ボルドー地方の伝統菓子「カヌレ(1個280円)」は、フランス産オーガニックはちみつをべ―スに、定番のバニラや地元・灘の酒粕を使った甘酒フレーバーなど個性あふれるフレーバーは全4種。

眼鏡の形がキュートな「リュネット」はリヨン地方のお菓子。サブレ生地のクッキーにフランボ
ワーズのジャムをサンド。2枚540円

パッケージのイラストもかわいい「パンデピス」
は、アルザス地方の老舗店の銘菓。スパイシーな香りが特徴的なソフトタイプのクッキーで、クリスマスの定番菓子。1枚350円

L’accent〈ラクソン〉
神戸市東灘区岡本5-1-1
営/11時半~19時  不定休 禁煙
TEL 078-412-3502
https://laccent.com
Instagram @I_accent

-------------------------------------------

【from France】
本場の味を親しみやすく おやつのようなフランス菓子

国内や現地の菓子店で修業を積んだオーナーシェフが届けるフランス菓子店。決められた要素を守りながら独創性をプラスして「おやつのように食べやすいフランス菓子」を展開。季節限定「タルトタタン(510円税別)」は、食感を残したままキャラメリゼしたりんごの中に、りんごのリキュールで香りづけしたカスタードクリーム入り。かわいい見た目と多彩な味にワクワクが止まらない。

貴婦人の帽子がモチーフの見た目にも美しい「シャルロットポワール」。バターを使わずあっさりしたスポンジと洋ナシのコンポート入りムースが相性抜群。1ピース455円(税別)、ホール(約12cm)2,000円(税別)※ホールは要予約

L’atelier de Massa〈ラトリエドゥマッサ〉
神戸市東灘区岡本4-4-7
営/10時~19時 火曜定休、不定休あり 禁煙
TEL 078-413-5567
http://www.laterier-massa.com
Instagram @laterier de massa

-------------------------------------------
【from United Kingdom】
体にやさしいスコーンと紅茶を片手に楽しいひと時

夙川スコーン(プレーン) 2個420円、オーガニックスコーン(クランベリー、シナモンレーズン各240円、いちじく250円)

過去にオーナーが営んでいた紅茶カフェのお菓子が評判となり、約3年前にオープンした焼き菓子専門店。厳選した食材で作るお菓子の中でも、特に研究を重ねて生み出したスコーンは、シンプルなだけに味や食感の良さが際立つ。スコーンには欠かせない「クロテッドクリーム」も購入し、紅茶片手に本場の気分を味わって。

バターと卵がベースの生地にアクセントのレモン
ピールが香る「香櫨園マドレーヌ」は、ずっしり濃厚なおいしさでお土産に購入する人も多数。1個250円

焼き菓子HOUSE ma ru ru.〈マルル〉
西宮市川西町1-16
営/11時半~19時 不定休 禁煙
TEL 0798-77-8520
https://ja-jp.facebook.com/342013419288141

-------------------------------------------
【from Netherlands】
種類豊富なフレーバー香る オランダのストリートスナック

ストロープワッフル(200円)は、定番のシナモンを始め、チョコ、苺、アールグレイ、そしてオランダのクッキーを再現したスぺクラースなど色んな味を楽しめる。

薄くて丸い生地に、ほろ苦く甘い自家製キャラメルを挟んだオランダのお菓子「ストロープワッフル」専門店。現地で一般的なシナモンやバニラだけでなく、お店オリジナルのフレーバーが常時10種類以上そろい、日替わりで作るフレーバーは出来立てを買うこともできる。とろりと柔らかいキャラメルとサクサク生地のコントラストを楽しもう。

お客さんからも見える製造スペースでは毎日ワッフルが作られ、辺りに漂うキャラメルの香りはまさに甘い誘惑。オランダではホットドリンクの入ったカップに乗せて、キャラメルを柔らかくして食べるのが定番。

Wafelhuis〈ワーフルハウス〉
神戸市灘区六甲町1-6-21
営/11時~18時  日曜定休
TEL 078-858-6663
https://www.wafelhuis.com/
Instagram @wafelhuiskobe

-------------------------------------------
【from Sweden】
かわいい北欧雑貨に囲まれて 伝統菓子でまったりティータイム

カラフルでポップなビンテージ食器や北欧雑貨などがズラリと並ぶ空間で、本場の伝統菓子を堪能できる。スウェーデンのクッキー「ハッロングロットル(260円税別)」は、ホロホロとした口どけとラズベリージャムの優しい酸味が、コーヒーや紅茶と相性ぴったり。定番のシナモンロールや現地ではポピュラーなカルダモンロールも魅力的。

カルダモンの爽やかな風味のパンに、アーモンドペースト、ホイップクリームを乗せたスウェーデンのパン菓子「セムラ」495円(イートイン)。セムラの魅力を綴った同店オリジナル小冊子を片手にぜひ。※セムラは1~3月限定商品

markka〈マルカ〉
神戸市中央区山本通3-1-2⦆ 谷口ビル2F 
営/11時~19時(L.O.18時)
水曜・木曜定休 禁煙
TEL 078-272-6083
http://markka.jp/
Instagram @markkagonzo

-------------------------------------------
【from Germany】
職人の技とこだわりが光る 本場レシピの上質バウムクーヘン

バウムクーヘン Sサイズ3段1,410円 Lサイズ3段2,850円 ほか

ドイツで経験を積み、お菓子職人の称号「製菓マイスター」の資格も持つシェフが務める。材料選びから焼き上げまで、丁寧な「技」と「こだわり」が随所に光る。「バウムクーヘン」は、ドイツが定める厳格な基準を守りつつ、日本人の味覚に合ったオリジナルの配合で作り上げる看板商品。

Stern〈シュターン〉
芦屋市東山町1-10
営/10時半~19時半
火曜・水曜定休(祝祭日は営業) 禁煙
TEL 0797-34-5673
https://www.ashiya-stern.jp/

-------------------------------------------
【from Portugal】
濃厚な卵黄たっぷり ポルトガル修道院発祥の味

修道院では洗濯の糊付けで卵白が使われていたため、余った卵黄で作られたお菓子が多い。

魚介と米を中心としたポルトガル家庭料理店。落ち着いた雰囲気なのでお酒を飲んだ2軒目にもぴったり。デザートで提供している「パンデロー(660円税別)」は修道院で作られていたという卵黄をたくさん使った半熟カステラで、濃厚な卵の旨味にレモンの皮やグランマニエが爽やかに香る。デザートワインとのマリアージュを楽しんでみて。

パスティス デ ナタも修道院発祥。シナモンやレモン、バニラの風味が香るエッグタルト。

Por Ta Vinho IZARRA〈ポル タ ヴィーニョ イザラ〉
神戸市中央区中山手通1-2-3
営/17時~25時(L.O.24時)
不定休 禁煙
TEL 078-322-1303
https://www.facebook.com/Portavinhoizarra/

-------------------------------------------
【from Vienna】
伝統と革新の融合 既成概念を超えるウィーン菓子

「既成概念を超える」がコンセプトのウィーン菓子店。伝統を守りつつ新しさも取り入れ、最近では現地人パティシエが加入してますます進化する。現地の定番「カーディナルシュニッテン」は同店が直球勝負で挑んだ自信の逸品。2つの食感が楽しめる生地に複数の素材を組み合わせたクリームが、一度味わうとやみつきに。

(左)ボリューミーながらさっぱり。異なる食感が楽しめる。カーディナルシュニッテン500円 (中)開業当初から人気の「胡桃のプルンダー」は、パイのようなサクサク生地の中にクルミのフィリングがたっぷり。胡桃のプルンダ―460円 (右)粗挽きナッツとスパイスの風味豊かなソフトクッキー。定番のフォンダンと季節で変わるチョココーティングの2種類。レープクーヘン330円

SECESSION Konditoratelier〈セセシオン・コンディトアアテリエ〉
神戸市東灘区御影2-8-7
営/10時~19時
元旦定休 禁煙
TEL 078-854-2678
http://www.kobe-nishimura.jp/sece/
Instagram @secession_konditoratelier

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。