‐箕面市‐ 小学生が交通安全の願いを込めてデザインした傘120本が”アンブレラスカイ”として箕面市役所中庭に展示
2024.07.25
7月23日(火曜日)、箕面市役所中庭(西小路4-6-1)で、アサンプション国際小学校の生徒が交通安全の願いを込めてデザインした傘120本が”アンブレラスカイ”として展示された。
アンブレラスカイとは、ポルトガル中部の街アゲダで、2012年に催された「アゲダグエダ」芸術祭のイベントが発祥とされ、毎年7月~9月に街のストリートの空に色とりどりの傘が敷きつめられ人気のあるアートプロジェクト。もともとは商店街を歩く人や観光客向けに熱中症の対策として、日差しを避ける目的で導入されたと言われている。ポルトガルの気候は地中海性気候に属しているため、夏は気温が高いが湿気がないので過ごしやすく、頭上を傘が覆うことで日陰が増え、街を訪れる人もゆっくり散策ができるようになった。そして傘のアートという見た目も鮮やかなフォトスポットがたくさんできることで、さらなる観光客の誘致や町の活性化にも繋がった。
今回は、「夏の交通事故防止運動」に伴い、夏休み期間に増加が予想されている子どもの交通事故を抑止するために、子ども自身が交通安全をテーマに傘を作ることで、交通安全意識を高めることを目的に行われた。さらに、同市役所に展示することで普段交通安全教育を受ける機会が少ない保護者や高齢者に対して、全体的な交通安全意識の高揚と交通ルールの遵守を図ることを目的としている。
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