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大阪・関西万博 自家用車からバスに乗り換える「パークアンドライド」

2024.08.01

大阪・関西万博の会場、夢洲(ゆめしま)までの交通アクセスに自家用車を利用する場合、駐車場からシャトルバスに乗り換え会場へ向かうための有料駐車場「万博P&R(パークアンドライド)駐車場」を導入する。

駐車場は会場近くの舞洲(まいしま)・兵庫県尼崎市・堺市に設ける。自家用車1台あたりの基本料金は5,500円とした上で、需要に応じて料金を調整する「ダイナミックプライシング」と呼ばれる仕組みを導入する。

多くの来場者が見込まれる繁忙期や周辺道路の混雑時間帯は料金を加算する一方、来場者数が少ないと見込まれる閑散期は引き下げるとしていて、料金は4,000円から7,500円まで幅を持たせるとしている。

万博P&R駐車場利用者は、会場までP&Rシャトルバスが利用でき、シャトルバス利用の追加料金はかからない。「ダイナミックプライシング」を活用することで、可能な限り公共交通機関での来場を促すとともに、会場周辺などでの渋滞の緩和につなげる考えだ。

会場までの主要アクセス方法となる大阪メトロ中央線は、コスモスクエアから夢洲が延伸され、会場最寄り駅「夢洲駅」が新設予定である。会場に直接乗り入れが可能で、開催期間中はダイヤが最大24本/時となり最も高い輸送力が見込まれる。

夢洲駅へは、大阪メトロ中央線本町駅などからもアクセス可能となっている。他にも駅シャトルバス、空港直行バス、中長距離バスなどの運行を検討している。

【駐車料金】
最高値 「 7,500円 」 最安値 「 4,000円 」

〈最も高いケース〉
■ 舞洲駐車場を利用 基本料金 5,500円
■ 混雑時間帯 +500円
■ 繁忙期 +500円
■ 一般道利用 +1,000円
  合計 7,500円

〈最も安いケース〉
■ 堺または尼崎駐車場を利用 基本料金 5,000円
■ 閑散期 -500円
■ 迂回ルート -500円
  合計 4,000円

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