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‐池田市‐ 女性の自己選択支援として卵子凍結費用の助成を決定

2024.09.07

池田市では、女性の「自分らしい生き方や働き方」を応援し、女性の自己選択を支援するために、将来の妊娠や出産に備えるための卵子(未受精卵子)凍結に係る費用の助成を開始した。キャリアと子育ての両立などに悩む女性が多い中、妊娠の時期の選択肢を増やすことで多様なライフスタイルを応援したいとしている。

卵子の凍結保存は、もともとがんなど病気の治療によって卵巣機能への影響が予想される場合に行われてきたが、卵子の量と質が年齢とともに低下し不妊の原因にもなるため、最近は健康な女性が将来の妊娠に備えるために高額の費用をかけて行うケースが注目されている。東京都で昨年秋から同様の助成を始めているが、市単位での助成は全国に先駆けた支援になる。

対象者は、将来的に子どもを望む18歳から39歳までの女性。卵子準備のための投薬、卵子凍結(1年間の凍結保存の維持を含む)にかかる費用を1人1回限り20万円まで、保存にかかる費用を継続1年ごとに2万円(5回まで)補助する方針を決めた。

【助成対象者】
・採卵日において18~39歳の方
・採卵日、申請日ともに池田市に住民登録があること
・未受精卵子の凍結保存または保存継続に係る一連の処置が終了していること
・申請日において、市に納付すべき税の滞納がないこと
・他の法令等の規定により、医療給付や費用助成を受けていないこと
※不妊症の診断を受けており、不妊治療を目的とした採卵・
卵子凍結を行う方は、同事業の対象外。

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