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-摂津市- 水害に強く、人が集まるエリアを目指して 鳥飼まちづくりグランドデザイン

2024.11.13

摂津市では人口減少、少子高齢化による2040年問題に直面している。さらに鳥飼地域は高齢化のほか、水害リスクも課題となっている。そこで「鳥飼まちづくりグランドデザイン」を策定し、誰もが「安全・安心」に過ごし、「にぎわい」と「暮らしやすさ」が調和したまちづくりが2022年より進められている。

鳥飼地区は安威川と淀川に挟まれた地形から水害リスクが高く、想定最大規模の洪水が発生し、淀川がはん濫した場合、浸水深が7m以上、浸水継続時間が2週間以上も続く地域も出てくるという。現在、近畿地方整備局において鳥飼地区河川防災ステーションの整備に着手しており、摂津市においては、河川防災ステーションの上面に水防センターの建設を予定している。水防センターは災害時には水防活動の拠点となるほか、平常時は地域の賑わいづくりの拠点として整備が検討されている。

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