-高槻市- 将棋好きが集まる高槻市の新たなコミュニティ「関西将棋会館」
2025.02.05
当日の利用者同士で対戦相手が決まる。
2024年12月3日(火)に大阪市・福島区から移転オープンした「関西将棋会館」。プロの対局をはじめ、一般市民が利用できる「道場」や将棋グッズが買えるショップ、ビギナーズ向けセミナーや子ども向けスクールなどイベントも開催している。
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ショップでは、キーホルダーやシールなど将棋グッズも販売中。
「道場」とは、利用料を支払えば誰でも参加することができる対局の場。対局相手は道場スタッフが選定し、対戦成績や段級の近しい人同士と当たるようにしているそう。15級から七段まで段級があり、連勝した数やトータルの勝ち数で昇段・昇級が決まる。「昇段・昇級が道場の醍醐味。上を目指して週に1度通っている」という利用者も。また、「道場」の参加者は、中学生から高齢者までさまざま。なかには中学生と60代が対局することもあり、「子どもは頭の回転が速く、対局していて面白い。世代を問わず楽しめるのも将棋の魅力」と常連の利用者は話す。
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11時のオープン早々から行列が。利用者のなかには奈良県から訪れる人も。
道場の奥では毎週月曜は女性向けのレディースセミナーが、毎週水曜は初心者向けセミナーと曜日ごとにイベントも開催されている。「3月には会館の正面に『駒音公園』もオープン予定。たくさんの方々に将棋を楽しんでもらえる場所にしていきたい」と担当者は話す。
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