-高槻市-ポンポン山の由来を知ってる?
2025.05.20
高槻市民にとっておなじみのポンポン山。「小学校の遠足で登った!」という方もいるのではないでしょうか。高槻市と京都市西京区の境に所在し、標高は西京区、高槻市内では最高峰の678.7m。山頂付近で足踏みするとポンポンという音が聞こえることから、ポンポン山の名称で親しまれていますが、ポンポンと鳴る理由や、いつからそう呼ばれるようになったのか、読者から多数の投稿が寄せられたので、編集部でリサーチをしてみました。
高槻市役所と京都府西京区役所、ふもとにある本山寺(高槻市)に聞いてみましたが、有益な情報は得られず。さらに調査を続けたところ、日本山名辞典(三省堂/2004年出版)という全国の山25,100項目を収録した書籍を発見。ポンポン山の記載はあったものの、古くは加茂勢山と呼ばれていたという以外に目新しい情報は見つからず。調査のなかで、ポンポン山という名前の山は、北海道と埼玉県にもあることが分かりました。いずれも足音がポンポンと聞こえることが由来のようです。
そこで、実際に編集部がポンポン山を登って確かめてきました。ポンポン山は、様々な登山コースがあり、初心者からベテランも登る人気の山です。編集部は本山寺から山頂を目指すコースにチャレンジ。本山寺までの傾斜が苦しかったものの、登山コースは緩やかな登り坂。途中で高槻の街並みが見えるスポットがあったり、倒木を飛び越えるというちょっとしたアトラクションもありつつ1時間ほどで頂上に到着。
Instagramでポンポンとなるウワサを検証
さっそく山頂付近で足踏みしてみるといくつか「ポンポン」と音が鳴る場所が!地面の中に空洞があるような、足音が響く感覚がしました。山頂に到着するまでも何度か足踏みしてみましたが、山頂のような響く感覚は無く。音が鳴る原因までは掴めませんでしたが、山頂付近でポンポンと音が鳴るというウワサは本当だったようです。
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