「ここが万博の会場?」訪問者続出 吹田・万博記念公園に“万博間違い”多発 今はどうなった?・・・Oさんからの投稿
2025.06.01
写真提供:大阪府
大阪・関西万博の開催直後、実際の会場である夢洲(大阪市此花区)ではなく、吹田市にある万博記念公園を間違って訪れる人が多かったようです。間違う理由は「EXPO’70パビリオン」や「万博」の名称を冠していることなどと、土地勘のない関西圏外からの来園者やインバウンド観光客が「ここが大阪・関西万博の会場」と誤って訪れていたようです。
1日あたり10名程度が間違って訪れ、電話での問い合わせは「入場券の買い方」や「パビリオンの予約方法」などを尋ねる人が1日20件ほどもありました。誤来園者の中には大阪・関西万博の東ゲートと間違え、万博記念公園の東口ゲートに来る人もいたようです。
この状況を受け、万博記念公園を運営する万博記念公園マネジメント・パートナーズでは、公式ホームページやSNSでの注意を喚起しました。さらに入園ゲートに案内掲示を設置するなどの対応を行った結果、誤来園者の数は目に見えて減少したようです。ただそれでもまだ間違って来園される人がいるのが現状のようです。
ちなみに大阪・関西万博の影響もあってか、「EXPO’70パビリオン」※の来館者は急増しており、週末になると1,500名を超える日もあるようです。
※1970年の大阪万博の鉄鋼館を活用した記念館であり、当時のレガシーを学べる貴重な場所。2025年万博を正しく理解してもらう上でも意義ある存在となっている。
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