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-高槻市-あくあぴあ芥川で水中で生活する虫の呼吸方法や暮らし方を学べる企画展を開催

2025.06.25

7 月 1 日(火)から 9 月 28 日(日)まで、 高槻市立自然博物館( あくあぴあ芥川)で、「水生昆虫」をテーマにした企画展 「 水に生きる虫たち~水中生活のひみつ~」を開催。標本展示をはじめ、水槽での生体展示、虫たちが身に付けた独特な呼吸方法を紹介するパネル展示など様々な企画で水生昆虫の秘密に迫る。

企画展では、水生昆虫の中で、幼虫も成虫も水中や水面で生活するタガメ、アメンボ、ゲンゴロウ、ガムシなど「真水生昆虫」に分類される虫たちを紹介。「水生昆虫は、どうように呼吸しているの?」という多くの人が疑問に思うテーマを取り上げたコーナーでは、 ゲンゴロウ、ガムシなど水面から空気を取り込む「ボンベ型の呼吸」、ミズカマキリ、タイコウチなど長い呼吸管を水面に出して空気を取り込む「シュノーケル型の呼吸 」、ヒメドロムシ、ナベブタムシなど体の表面にある細かい毛や微細な構造で薄い空気の膜をまとい水中の酸素を直接取り込む「プラストロン呼吸」など、虫ごとに異なる呼吸方法をパネル展示で紹介する。

そのほか、野外では観察が難しいゲンゴロウ、ヒメアメンボ、コオイムシなどの生きた姿を水槽越しにじっくり観察できる生体展示や、水生昆虫の暮らし方を「水中を泳ぐ」「水底を歩く」「水面を滑る」に分けて紹介すミニジオラマ標本の展示なども企画。

 

<企画展>
7月1日(火)~ 9月28日(日) 10 時~17 時
月曜休館※ただし、月曜日が祝日の場合は開館、翌平日に休館。
場所:高槻市立自然博物館(あくあぴあ芥川)11階企画展スペース階企画展スペース
(高槻市南平台5-59-1)

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