-吹田市-【関西大学博物館】阪神タイガースOB 村山実氏の遺品寄贈を記念した夏季特別展「関西大学野球部1915→2025」開催中
2025.08.03
関西大学博物館では現在夏季特別展「関西大学野球部1915→2025」が開催中。
同学体育会野球部OBであり、阪神タイガースの投手・監督として活躍した村山実氏(1936~1998年)の遺族から、ユニホームやキャップなど約20点の遺品を寄贈されたこと、ならびに野球部創部110周年を記念した展示だ。
関大野球部は大正時代に創部され、1931年に関西六大学連盟を結成し、翌年には六大学リーグで初優勝。
1956年には村山実投手を擁して第5回全日本大学野球選手権大会で初の全国制覇を果たした。
その後も関西学生リーグでは40回の優勝を果たし、多くの名選手を輩出している。
今回の特別展では、村山氏の遺族から寄贈されたゆかりの品々を中心に展示。
阪神タイガース時代のユニホームをはじめ、一般には見られない貴重な資料を紹介する。
村山氏は1959年に商学部を卒業。
大学野球では関西六大学リーグの最優秀選手に2度選ばれ、卒業後は大阪タイガース(現・阪神タイガース)に入団。
「ザトペック投法」と称される全力投球で人気を集め、1962年にはエースとしてチームをリーグ優勝に導き、最高殊勲選手に選出された。
先月逝去した読売ジャイアンツ・長嶋茂雄氏との名勝負も、多くのファンの記憶に残っている。
また同展では、創部当初の貴重な写真や歴代の優勝盾・トロフィーを通じて、関大野球部の110年におよぶ歩みを振り返るとともに、村山氏をはじめとするOBのプロ野球選手たち(元阪急:山口高志氏、元阪神:岩田稔氏、オリックス:野口智哉選手、中日:金丸夢斗選手 ほか)の活躍も取り上げる。
詳しくは公式サイトを。

<夏季特別展「関西大学野球部1915→2025」概要>
■会 期:~10月4日(土)
■会 場:関西大学博物館 特別展示室(千里山キャンパス内)
■時 間:10 時~16 時(最終入館 15 時半)
■入場料:無料
■休館日:土曜日(9 月 27 日、10 月 4 日は開館)/日曜日(8 月 3 日は開館)。8 月 11~22 日、9 月 15 日
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