地域情報紙「City Life」が発信する地域密着のニュースサイト

-豊中市- ステンドグラス専門メーカー 戸夢窓屋(トムソーヤ)が豊中つばさ公園「ma-zika」にアート作品を寄贈

2025.09.06
戸夢窓屋代表 和田さんと寄贈作品

 

 

8/7に一次オープンした豊中市の「豊中つばさ公園『ma-zika』」。展望スペースに、豊中市内のステンドグラス専門メーカー株式会社戸夢窓屋(トムソーヤ)がオリジナルステンドグラス作品を寄贈した。「ma-zika」は、大阪国際空港の南側に位置し、飛行機の離着陸をダイナミックに見ることができる全国屈指の撮影スポットだ。

戸夢窓屋は、豊中市にショールームと工房を備えた本社を構え、建築向けステンドグラスの製造・販売・施工を専門に行う企業。今回寄贈されたステンドグラスは、幅約3.0mの大型パネルで、大空を飛ぶ飛行機が描かれたデザイン。自然光とともに色彩が変化し、さらにその背後には本物の飛行機が降下する姿が映り込むという、仕掛けが特徴だ。

今回の取り組みは、ステンドグラス専門メーカーとして数々の作品を生み出してきた戸夢窓屋が、「より多くの人がアクセスできる公共空間に、感動や彩りを届けたい」という想いから発案されたもの。2023年には、箕面市・勝尾寺に世界初のステンドグラス顔はめパネル「トムソーヤダルマ」を寄贈し、観光客に人気のフォトスポットとして話題となった。

そして2025年、創業45周年を迎える同社が「アートで社会に貢献する企業」として、公共施設への寄贈を通じて地域活性化・観光振興に寄与する形を目指し、豊中市と連携して今回の寄贈が実現された。

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。