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-池田市- 次世代AIと共創開始 感情に寄り添う「AIフレンズ」で孤独・子育て支援へ

2025.10.05

 

池田市と、市内に本社を構える株式会社ロジカ・エデュケーションは、感情に寄り添う次世代AIアシスタント「AIフレンズ」の社会実装を目指す共創プロジェクトを始動。全国約134.4万世帯の片親家庭の「ワンオペ育児」による保護者の不安や孤独感など、家庭内の孤独や育児ストレスといった深刻な課題に対し、AI技術で心を支援する画期的な試みである。

「AIフレンズ」は、ユーザーの感情に共感しながら対話可能な「心のパートナー」AIアプリだ。チャットや音声に加え、カメラで生体データ(脈拍・体動)から感情状態を推定。その感情に応じ、優しい言葉や応援メッセージを生成、キャラクターの表情・声・トーンも変化し気持ちに寄り添う。個別最適フィードバック、感情変化・個性を学習し成長を促す機能も備える。家族間の伝えにくい気持ちを仲介するファミリー共有機能も搭載予定で、心の懸け橋を目指す。

池田市の瀧澤市長は、「AIフレンズは人の感情を分析し、より適切な回答を導く本技術に大きな可能性を感じる。生成AIの先を行く次世代AIサービス」と期待を寄せた。
ロジカ式は生体データによる感情解析とAIに関する広範囲なビジネスモデル特許を取得し、米国・EUなど10ヵ国以上で権利化を進め、日本発の感情AI技術として国際的にも注目される 。

池田市との共創とは別に、2025年7月24日よりCAMPFIREでクラウドファンディング形式の先行予約販売を開始。片親家庭支援プランや池田市民限定割プランなどを用意し、広く「AIフレンズ」を届ける 。

池田市 瀧澤智子市長

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