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俳句コーナーVOL.77 入選作品を紹介!

2026.02.02

12月25日締切りでご投句いただいた中から、
山口昭男先生に入選作品を選んでいただきました。

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【 優秀賞 】

冬夕焼鬼を残してみな帰り

吹田市 秋山 寛
鬼と聞いてどきっとしますが、これは鬼ごっこの鬼。冬の夕焼け時は他の季節よりも時間は早い。鬼になった子供はもっと遊びたいと思ったのでしょう。残念ながら日暮れてくれば、子供たちはみな家へと帰ってゆきます。

 

【 入 選 】

走り根をくぐる走り根神楽笛

和泉市 押野げばげば
大樹の走り根が浮いています。その空間をまた走り根が。神楽笛も妖艶。

餠つきて生まれたてなる息を吐き

茨木市 角島 健二
「生まれたてなる息」ということで、純白の餅が迫ってきます。

裸木は詩人のごとし日の光

目黒区 椿  泰文
なるほどです。これから日の光を受けた裸木を見れば、詩人と思うでしょう。

りんりんと散らかる菓子袋聖夜

名古屋市 四條たんし
「りんりん」という擬態語がクリスマスの雰囲気を伝えてくれています。

オムレツのふはりと割るる冬の宵

京都市 草夕 感じ
夏の宵では、ふわりと割れるオムレツの揺れは伝わらないです。

 

【 佳 作 】

冬の鳥国土の歪むメルカトル

大津市 近江 菫花

初風や迷子の犬の張り紙に

豊中市 山上 秋葵

舟の名を持つ牡蠣小屋に乗り込めり

熊本市 貴田 雄介

冬深し貝のごと浮く水餃子

日野市 平井 都々

鵙に雪総出で畳む鯨幕

岡山市 沼野大統領

 ◆ つぶやき評 ◆ 
俳句は想像の産物です。だからと言って自由に想像をめぐらしてもよいかというものでもありません。その想像には、確たる現実性が必要です。そのために俳人は「吟行」に出向きます。リアリティを伴った想像句を。

 

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〈 選 者 〉 山口 昭男(やまぐち あきお)

1955年 神戸市生まれ。1980年「青」に入会。波多野爽波に師事。
2000年「ゆう」入会。田中裕明に師事。編集担当。
2010年俳誌「秋草」を創刊し主宰する。毎月発行。句集に『書信』『讀本』『木簡』『礫』がある。
2018年句集『木簡』で読売文学賞受賞。日本文藝家協会会員。

 

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【 俳句の応募方法 】
氏名・住所・年齢・明記のうえ、ハガキ、封書、FAX、下記の応募フォームのいずれかからご応募ください。

【 宛 先 】
〒566-0001 大阪府摂津市千里丘1-13-23
株式会社シティライフNEW 俳句係まで
FAX 06-6368-3505
https://pro.form-mailer.jp/fms/f413b102177160

【 応募フォーム 】
※締め切りは毎月25日必着
※いずれも一人5句まで
※掲載は次々号となります
※佳作は掲載をもって発表とさせていただきます。
※お名前と作品を掲載します。

 

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山口昭男先生の最新巻の紹介

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