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みんなが参加できる聖火リレー各地でイベントも開催 北摂5市でもオリンピック気運高まる

2020.02.06

東京2020オリンピック聖火リレーのルートがほぼ決まり、大阪府でも各自治体単位に任意で行われるイベントの計画が進められている。大阪府は4月14日、15日の2日間。1日目の世界文化遺産の百舌鳥・古市古墳群を見どころとした堺市を皮切りに、北摂5市でも聖火リレーが行われる。

池田市では出発地点のダイハツ工業本社で、石橋小学校、緑丘小学校、ダイハツのブラスバンドによる合同演奏が行われ、本社正門前にモニターを設置し、その様子が見られるとともに、沿道には同校の5、6年生が応援に駆けつける予定。約2.5kmの道のりをランナーが駆け抜け、市内最終地点の池田小学校では池田市吹奏楽団による演奏を始めとしたミニセレブレーションを開催。聖火リレーのプレゼンティングパートナーであるコカ・コーラ社による応援グッズやサンプリンググッズの配布も。

箕面市は、箕面市立かやの広場で行われる中高大学生などによる応援演舞が聖火リレーを盛り上げる。みのおキューズモールから新しい街並み、閑静な住宅街を抜けて箕面駅手前から市役所に向かい、約3kmを駆け抜け芦原公園へ。ゴール地点でも応援演舞を繰り広げ聖火を見送る。昨年末に募集したボランティアには1,000名を超える応募があり、今から盛り上がりを見せている。

茨木市は関西最大級の物流拠点があるヤマト運輸関西ゲートウェイ付近からスタート。川端康成文学館も見どころの1つだ。吹田市は万博公園内にある1970年に開催された大阪万博のシンボル、太陽の塔を1周するようなコースとなっている。1日目の最終地点なので聖火を迎え入れる頃には日も落ち、ライトアップされた塔と聖火が幻想的な光景となりそう。聖火の到着を祝うセレブレーションも大規模に行われる予定。豊中市は、スポンサーランナーが走る区間として現在ルートやイベントなどを調整中だ。

2日目最終地となる大阪市では、大阪城近くから船で聖火を運ぶ予定という。中之島公園の大阪市中央公会堂前でセレブレーションが開催される。当日はマイカーの交通規制などもあるので注意は必要だが、選ばれたランナーだけでなく、沿道での応援やイベント参加など、誰もが気軽に楽しめる2日間となりそうだ。ランナーがどこを通るのか、詳細は聖火リレーサイトで確認することができる。SNSに「#みんなの聖火リレー」をつけて当日の様子を投稿すれば、聖火リレーサイトやSNS上で公開されることも。また各プレゼンティングパートナーがフォトコンテストを開催。各社のテーマにあわせた素敵な投稿にはオリジナルグッズがプレゼントされる。

■詳細ルートのスケジュール
※北摂のみ抜粋(市区町村・出発予定地→到着予定地)
【 4月14日 】
[豊中市] 調整中
[池田市] ダイハツ工業→池田市立池田小学校
[箕面市] 箕面市立かやの広場→芦原公園
[茨木市] 畑田東交差点南→茨木市役所前
[吹田市] 万博記念公園内
[セレブレーション会場]
吹田市・大阪府日本万国博覧会記念公園 お祭り広場
【 4月15日 】
泉佐野市~大阪市

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。