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俳句コーナーVOL.83 入選作品を紹介!

2026.08.01

6月25日締切りでご投句いただいた中から、
山口昭男先生に入選作品を選んでいただきました。

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【 優秀賞 】

溝浚へ噂のをとこあらはれり

茨木市 にしの泊瀬
溝浚へには様々な人が現れます。その中には近所で噂になっている人も。周りの人はひそひそと話をしたり何事もなかったようにしたりと、それぞれのスタンスで接する。そんなことを想像させてくれる一句になっています。

 

【 入 選 】

蚊遣火や母の疑問のふはふはと

岡山市 岩橋のり輔
「ふはふは」が面白い。蚊遣から出ている煙のような問いかけなのでしょう。

折り鶴の背をふくらませ風薫る

日野市 平井 都々
色紙で鶴を折れば、最後に背を膨らませて完成。そこへ薫風。気持ちよい。

南風や塁ひとつなき野球場

和泉市 押見げばげば
試合のために整備が始まるのでしょうか。南風が球児の活躍を待っています。

青葉風香り変はりし君の髪

吹田市 田村由紀子
初夏の青葉を抜けてゆく風。髪の香りの変化に気づいた私。君は目の前。

琉金のカルメンのごと翻る

京都市 朝夕 感じ
琉金だからこそカルメンの比喩が生きます。尾鰭胸鰭が見事に翻っています。

 

【 佳 作 】

あぢさゐの青のしみ入るジャズピアノ

目黒区 椿  泰文

父の日のしづかに暮れてゆくところ

千歳市 村瀬ふみや

点線のやうに始まる夏の萩

豊中市 山上 秋葵

脳の襞そろりとゆるむ初夏の夜

大阪市 小倉 佳子

図書館へ妻の日傘をちよいと借り

吹田市 高嶋 文範

 ◆ つぶやき評 ◆ 
物や人を描くと、俳句は際立ってきます。物は形、色、匂い、肌ざわりなどが句になってゆきます。人はその人物もそうですが、動けば何かが起こります。そこを素早く句にすること。一度チャレンジしてみてください。

 

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【 俳句の応募方法 】
氏名・住所・年齢・明記のうえ、ハガキ、封書、FAX、下記の応募フォームのいずれかからご応募ください。

【 宛 先 】
〒566-0001 大阪府摂津市千里丘1-13-23
株式会社シティライフNEW 俳句係まで
FAX 06-6368-3505
https://pro.form-mailer.jp/fms/f413b102177160

【 応募フォーム 】
※締め切りは毎月25日必着
※いずれも一人5句まで
※掲載は次々号となります
※佳作は掲載をもって発表とさせていただきます。
※お名前と作品を掲載します。

 

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山口昭男先生の最新巻の紹介

シリーズ自句自解Ⅱベスト100 山口昭男定価1500円+税 版元 ふらんす堂

既刊句集より100句抄出して著者みずからが解釈を付したもの。一句が出来上がるまでの作家の推敲のあとをたどることができ、実作者の句作りにおおいに役立つ入門書である。(Amazonなどで販売中)

 

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