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神戸市がガバメントクラウドファンディングに挑戦 2月末まで支援を呼びかけ

2020.02.07

神戸市は昨年12月から、課題解決型ふるさと納税「ガバメントクラウドファンディング(GCF)」でプロジェクト4件を開始し、2020年2月下旬まで支援を呼びかけている。

GCFとは、ふるさと納税専用ポータルサイト「ふるさとチョイス」でふるさと納税制度を活用して行うクラウドファンディングのことで、自治体が抱える課題解決に必要な資金を集めるため、具体的なプロジェクトとして公開している。神戸市では、昨年6月からふるさと納税が新制度に変わったことを受けて、本来の主旨を踏まえた取り組みを推進している。

プロジェクトは①日本のロボット開発競争力向上のために、子どもによる子どものための「子どもが楽しいと思える」ロボットプログラミング教室を開催したい

「日本のロボット開発競争力向上のために、子どもによる子どものための『子どもが楽しいと思える』ロボットプログラミング教室を開催したい」で講師を担当する灘高等学校(神戸市東灘区)2年の武藤熙麟(むとうひかる)さん。

②児童養護施設で生活する高校生の部活動を支援し、神戸の未来を担う大人に成長するよう応援したい!

③阪神・淡路大震災の犠牲者の鎮魂と都市の復興・再生のシンボル『神戸ルミナリエ』を継続開催させたい!

④チャレンジ!神戸医療産業都市「生きる」力を支える取り組みの4つ。

①では、ロボットプログラミングの世界大会で優勝経験のある高校生が、日本のロボットプログラミングの競争力アップと未来のエンジニア育成のために、自ら教材を考案。これを使ったプログラミング教室の開催を目指して支援を呼びかける。担当者は「開始直後から温かい応援メッセージをいただいています」と手ごたえを感じている。

問合せは神戸市税制企画課078-647-9331

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