俳句コーナーVOL.85 入選作品を紹介!
2026.10.02
8月25日締切りでご投句いただいた中から、
山口昭男先生に入選作品を選んでいただきました。
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【 優秀賞 】
花札の月は白なり秋立ちぬ
京都市 草夕 感じ
そう言えば、花札に描かれている満月は白い。言われてみれば、あの白さは印象鮮明。その白さに秋の到来を感じるのも日本人ならではのもの。秋と白はつながっているようです。
【 入 選 】
恐竜の長き名前や熱帯夜
大阪市 小倉 佳子
恐竜の長い名前には辟易します。その名前に熱帯夜とはさらに寝苦しい。
うなだれてこきこきこきと扇風機
吹田市 秋山 寛
扇風機も使い古すとこうなってきます。よく働いてくれた感謝の気持ちです。
靴紐の疲れをほどき萩の寺
吹田市 中嶋 恭子
疲れてるのは靴を履いている人も。よくぞ萩の寺まで歩いたということ。
貨物車の赤褐色の秋暑かな
吹田市 田村由紀子
あの貨物車の色を見ると、さらに暑さが感じられます。夏が終わっても暑い。
ただひとり池のほとりを歩く秋
高槻市 中原美香子
一人で歩いているとしみじみと秋を感じるでしょう。池のほとりがよいです。
【 佳 作 】
花束のやうにアイスで打って出る
熊本市 貴田 雄介
石ひとつ名も無き墓や苔の花
吹田市 秋山 寛
地球儀の太平洋の涼しさよ
京都市 草夕 感じ
はつきりと物言ふ医者や葉鶏頭
茨木市 角島 健二
折り目なき原稿用紙秋に入る
日野市 平井 都々
◆ つぶやき評 ◆
俳句は季語の詩ですから、季語をうんと信じて季語に多くのことを伝えさせることです。そうすると、その他の言葉は極力少なくなってきます。言葉を惜しみながら俳句作りを進めてください。
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〈 選 者 〉 山口 昭男(やまぐち あきお)

1955年 神戸市生まれ。1980年「青」に入会。波多野爽波に師事。
2000年「ゆう」入会。田中裕明に師事。編集担当。
2010年俳誌「秋草」を創刊し主宰する。毎月発行。句集に『書信』『讀本』『木簡』『礫』がある。
2018年句集『木簡』で読売文学賞受賞。日本文藝家協会会員。
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山口昭男先生の最新巻の紹介

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既刊句集より100句抄出して著者みずからが解釈を付したもの。一句が出来上がるまでの作家の推敲のあとをたどることができ、実作者の句作りにおおいに役立つ入門書である。(Amazonなどで販売中)
【 俳句の応募方法 】
氏名・住所・年齢・明記のうえ、ハガキ、封書、FAX、下記の応募フォームのいずれかからご応募ください。
【 宛 先 】
〒566-0001 大阪府摂津市千里丘1-13-23
株式会社シティライフNEW 俳句係まで
FAX 06-6368-3505
https://pro.form-mailer.jp/fms/f413b102177160
【 応募フォーム 】
※締め切りは毎月25日必着
※いずれも一人5句まで
※掲載は次々号となります
※佳作は掲載をもって発表とさせていただきます。
※お名前と作品を掲載します。
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