神戸市の「すまいるネット」 空き地・空き家を活用して地域ににぎわいを

本記事の紙面版(シティライフ 2020年3月号 阪神・神戸版 P.23掲載)で誤りがありました。
記事本文中で”空き家・空き地に関する相談を無料でできる神戸市すまいの総合窓口「すまいるネット」(神戸すまいまちづくり公社)が、昨年4月に空き地地域利用事業の第1号目となる「森のようちえん すまっこのもり」(神戸市須磨区)を整備してまもなく1年。”
としていましたが、整備したのは地域の方々で構成された団体であり、すまいるネットではありません。
読者の皆様、並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしております。
訂正してお詫び申し上げます。大変申し訳ございませんでした。
昨年4月、神戸市の空き地地域利用事業の第1号目となる「森のようちえん すまっこのもり」(神戸市須磨区)が整備されてまもなく1年。不安視されていた土地が大きく変貌を遂げ、周辺住民にも好評を得ている。
総務省の調査によると、2018年10月時点の総住宅数に占める空き家の割合は13.6%と過去最高を記録。放置された空き家や空き地は、不審者の侵入やごみの不法投棄など、周辺の治安低下や火災のリスクも高まるため、各地で問題となっている。
空き家・空き地に関する相談を無料でできる神戸市すまいの総合窓口「すまいるネット」(神戸すまいまちづくり公社)では、カフェやコミュニティ農園といった地域交流の場として活用を希望する団体とマッチングする「空き家・空き地地域利用バンク」で、空き地・空き家の所有者と利用希望団体(非営利)をつなぐ橋渡しを行っている。
この制度で誕生したのが「すまっこのもり」だ。園舎を持たず自然の中で遊びながら共に育てるという、北欧発祥のメソッドを実践している幼稚園で、草や竹の生い茂った土地を畑にしている。子どもたちが野菜を育てた野菜を食べるなど食育の場としても活用。荒れていた空き地が子どもたちの声が聞こえるにぎやかな場所へと生まれ変わり、採れた野菜を園児が届けるなどの交流もできた。
すまいるネット担当者の山下さんは「神戸市内に空き家・空き地はたくさんあります。物件によって用途地域や環境、利用目的など事情はさまざまですが、ご相談にはできる限り対応しています」と話している。

子ども達の楽しそうな声が響く「森のようちえん すまっこのもり」の畑
神戸市すまいとまちの安心支援センター すまいるネット
神戸市長田区二葉町5-1-1アスタくにづか5番館2F ※2019年10月から現在の場所に移転。
TEL 078-647-9988(空き家等相談)
相談時間:10時~17時(水曜・日曜・祝日除く)

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。
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