自然の中で採取された国産蜂蜜『Rikyu Honey』
神戸市立須磨離宮公園
2019.07.12
年間約30万人の来場者が訪れる神戸市立須磨離宮公園では、園内の活性化を図り子どもへの環境教育を推進する養蜂事業プロジェクト「bee kobe」がスタート。昭和42年に上皇陛下(当時皇太子)御成婚記念事業として建設。総面積約87ヘクタール(見学スペースは23ヘクタール)の園内では、春と秋に見頃となる約180種類のバラが育つ「王侯貴族のバラ園」ほか、11月にはもみじも見頃となるなど、季節ごとの花と緑を楽しめる。
ガーデンレストランもある噴水庭園
須磨離宮公園オリジナルローズの茜離宮
ランタナの花にアゲハチョウの姿
管理運営元である神戸市公園緑化協会は、豊かな環境を生かし子どもたちが自然に触れる体験や観光客にも喜ばれる独自の商品開発を検討していた際、神戸市より養蜂事業の提案を受け同プロジェクトを発足した。
昨年10月、俵養蜂場と連携協力を結び今年の3月、一般見学ルートから外れた静かな場所に巣箱を設置した。1箱につき約6,000匹のセイヨウミツバチが3キロ圏内周辺を飛び回り、4月~6月に採取された蜂蜜の総容量は約640㎏。巣箱からミツロウをそぎ落し遠心分離機に使い蜜を取り出す作業も園内で行われた。
同園の担当者によると初回は限定500本、レストハウス内「ガーデンパタジェ須磨離宮」や同園正面料金所でも購入でき売れ行きも好調なようだ。
『Rikyu Honey』110g/1,200円・170g/1,800円
ガーデンパタジェ須磨離宮
同園の高田さんは、「通信販売は行わず須磨離宮公園でしか買えない貴重な国産蜂蜜です。園内には子どもが無料で楽しめるアスレチックや滑り台もあり、ファミリーで1日遊んでいただけます」と話す。
9月には蜜蝋作り体験イベントも予定している。
神戸市立須磨離宮公園 こうべしりつすまりきゅうこうえん
住所
神戸市須磨区東須磨1-1
電話番号
078-732-6688
HP
営業時間
9:00~17:00(入園は16:30まで) ※イベント時の臨時開園、夜間開園あり
入園料:15歳以上(中学生は除く)400円・小学生及び中学生200円・団体割引あり(15名~) 障がい者手帳、老人手帳(県内在住者)を提示の方は無料
定休日
木曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/29~1/3)
アクセス
◇電車の場合 山陽電車「月見山駅」下車、北西へバラの小径徒歩約10分、または「須磨寺駅」下車、北東へ徒歩約10分 JR・山陽電車「須磨駅」下車、市バス「妙法寺駅行」(75系統)「離宮公園前」下車すぐ
◇車の場合 大阪方面からは阪神高速「月見山インター」降りて約1,200m 姫路方面からは第二神明「須磨インター」降りてすぐ
記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。