8月16日に「高槻演戯」開催予定 高槻パフォーマンスサークルhook
2020.08.12
マジックとジャグリング(玉や輪などを操る曲芸)の演者が集う「高槻パフォーマンスサークルhook(フック)」が8月16日(日)、高槻現代劇場中ホールで、初のホール公演「高槻演戯」を催す。新型コロナウイルス対策に最大限の注意を払いながらの開催となる。
手品師あっちゃん。地元である高槻で
マジックやジャグリングを広めるため
『高槻パフォーマンスサークルhook』
を立ち上げ活動の幅を拡げている。
hookは代表を務める手品師あっちゃんさん(40)=高槻市在住=らが2016年に結成した。現在は小学5年生のゆりなちゃんを含めて10人ほどで活動する。プロとしての活動歴のある人もいる。高槻ジャズストリートに出演するなど地域のイベントで活躍し、バーなどでの自主公演も開いてきた。活動を通じて地域の人たち、子どもたちにマジックに親しんでもらいたいというのが、メンバーの願いだ。
今回は念願のホールでの公演だが、新型コロナウイルス問題が影を落とす。約600人収容のホールも100人までとされ、開催するか悩んだ。その後定員半数の300人まで入場できることになったが、感染防止は最重要の課題だ。消毒を徹底し、マスクを配る。入場者の氏名・連絡先を把握することも劇場側に求められている。
この間、高槻ジャズストリートなど出演予定だったイベントは軒並み中止になった。月に1度の練習会もできない。「でも練習は基本各自。公演に向けみな頑張ってくれています」とあっちゃんさん。
出演はゆりなちゃんをはじめhookメンバーのほか、プロのゲストも迎え10人余の予定だ。1人3~5分の持ち時間でトランプやワイングラスなどを使って技を披露する。「ステージマジック」が中心で、大がかりな「イリュージョン」も登場する予定。あっちゃんさんは「縮小開催や中止の可能性もある。でも何とか開催してマジックの文化を広げたい」と話す。
8月16日午後2時開演。当日2500円で高校生以下無料。
詳しくはhttps://takatukihook.wixsite.com/home
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