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市民会館跡地エリアが立体的公園に 2023年度の完成を目指す

2020.09.09

2015年に閉館した茨木市民会館の跡地が、大きく生まれ変わろうとしている。今年3月に整備事業者が決定し、緑豊かな景観と建築が融合した「立体的な公園」のような公共空間のイメージが公開された。市が市民と一体となって進めてきた計画が動き出し、市民の新たな「心の中心地」として期待が寄せられる。

―市長と対話「100人会議」

市中心部にあり、長年、市民に親しまれてきた同会館は、経年劣化や耐震性の課題などを理由に2015年に閉館した。同会館の跡地活用を検討するに当たって、立場や年齢問わず市民の意見を聞くため、市民5,000人を対象にアンケート調査したほか、無作為抽出した市民と市長が直接対話する「100人会議」を10回開催。市民の意見や“想い”を踏まえた基本構想などを策定した。

―基本構想

市はコンセプト設定のため、100人会議で得られた4つのキーワード「ホール」「憩いの場」「交流の場」「賑わいの場」に加えて、最終報告会ワークショップで得られた視点、行政として検討した政策課題を元に検討。市民がやりたいこと、過ごし方を育てる場を提供するという意味を込め、キーコンセプトを「育てる広場」とした。
大ホールなど「市民のハレの場」としてのホール機能に加え、「サードプレイス」として、憩いやコミュニティの場としての活用を見込む芝生広場や、大屋根を中心に広場から多目的ホールまで一体的なにぎわいを創出するエントランス空間、一時預かりや相談窓口、母子保健など、切れ目ない子育て支援を行う「いばらき版ネウボラ」など、魅力ある機能を導入することとした。

―竹中工務店・伊東豊雄建築設計事務所が提案「立体的な公園」

今年3月、「竹中工務店・伊東豊雄建築設計事務所共同企業体」が整備事業者に決定。共同企業体は「日々何かが起こり、誰かと出会う」をコンセプトに、開放的なテラスや緑を積極的に配置した「立体的な公園」のような空間を提案しており、2023年度の完成を目指す。
新施設は中央公園南グラウンド南側緑地に建設し、同グラウンド北側を芝生などの広場に、会館跡地、福祉文化会館は建物を解体後に公園として活用する予定。

 

大ホール

子育て世代包括支援センター部分

図書館メインフロア

 

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