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各市 名前の由来 北摂WEST

2020.09.08
摂津国の地図
[出典]国立公文書館デジタルアーカイブ https://www.digital.archives.go.jp/

 

皆さんは、地元や近隣のまちの名前の由来についてご存じでしょうか。
知っているようで知らない、少し気になる市の名前の由来について調べてみました。

【 池田市 】
有力な説は2つあるといわれています。1つ目は市に現存する最古の神社「伊居太(いけだ)神社」からとったもの。同神社は別名、穴織(あやは)神社ともいわれ、機織りの技術を広めたという「クレハトリ・アヤハトリ」伝承のアヤハトリがまつられています。2つ目は、南北朝時代の乱戦の中、勢力を誇った豪族「池田氏」によるとの説も。

【 箕面市 】
箕面といえば「箕面大滝」。「日本の滝100選」としても知られ、毎年のように全国各地から多くの観光客が訪れるこの滝の名前がそのまま地名になったという説が有力です。滝の名前の由来は、滝の表面(=面)が、穀物をふるいにかけて殻やゴミを振り分ける農機具「箕」(み)に似ているからだとか。「U」の字を逆にしたような形をした箕は、確かに岸壁から広がって落ちる滝の様子に似ています。

【 豊中市 】
「豊中」という地名が生まれたのは、1889(明治2)年4月の地方自治制が敷かれたことによって5つの村を合併し「豊中村」となった時のこと。摂津国豊島郡(せっつのくにてしまぐん)の中央にあったため名付けられたと伝えられています。

【 吹田市 】
古代から淀川水上交通の拠点であったこの地は、「行基年譜」の天平13(741)年記に「次田堀川(すきたのほりかわ)と書かれていたのが初見と言われています。「次田」と書いて「すきた」と呼んでいたのが、「すいた」に変化し、感じも「次」から「吹」に変化していきました。「水田」と書かれていた時期もあったようです。

いかがでしたでしょうか。市名の由来は土地の歴史に繋がっています。由来の多くは伝承によるもので、確証のないものがほとんどですが、もっと深堀りしたら、思わぬ新発見があるかもしれません。

 

[ 参考文献 ]
日本歴史地名大系(28‐[2])大阪府の地名(平凡社)、参考ホームページ:茨木神社HP各自治体公式HP、観光協会HPなど

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