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吹田市社会福祉協議会施設連絡会ら 学生に食料支援

2020.12.23

吹田市社会福祉協議会施設連絡会と吹田市社会福祉協議会が12月、新型コロナウイルス感染症の影響で生活に困っている学生に向けた支援を行った。第1回目は10月初旬、第2回目は12月中旬に行い、いずれも定員50人を上回る申し込みがあった。

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今回の支援は、連日のコロナ報道で学生も困っていることを知った施設連絡会会員から声が上がったことをきっかけに決定した。同会では以前から生活困窮者に向けた支援に取り組んいる。第1回目は主に市内5か所の大学生・大学院生に向けて約3日間の食料を配布。大阪よどがわ市民生活協同組合の寄付金で購入したレトルトカレーやパックごはん、缶詰やインスタントラーメンのほか、会員施設からの寄付で集まった災害用備蓄食などを配布した。インターネットによる申し込みで、受付の際にアンケートも実施したところ、「生活費を切り詰めるために食費を削っていたので助かった」など好評だったという。第2回目は市内専門学校2校にも案内。前回より反響が大きく、最終的に83人の申し込みがあった。

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担当者は「『学費が厳しい』『アルバイトが減ってしまった』といった声も届いています。生活の困りごとについては以前から窓口を設けていますが、学生さんはなかなか相談に来づらいと思います。これをきっかけに、生活に関する相談ができることを知ってもらえれば」と話した。

 

 

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