コロナ禍の成人式 中学校区ごと開催多数
2021.01.05
新型コロナウイルス感染症の影響により各市で今年の成人式の開催方式を変更している。今年度の成人式は1月11日。多くの自治体は中学校区ごとに2~4部制とし、式典以外の舞台イベントや同級生・恩師と語らうコーナーなど、密になるイベントは一様に廃止を決定している。
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豊中市は同時間帯に複数会場で開催し、式典を各中学校の体育館に映像配信することを発表。会場が広い「市立吹田サッカースタジアム」の吹田市は1か所で一括開催。事前に入場整理券を配布したり入場時に検温したりするなど対応している。茨木市では式典の内容を市HP上でも配信予定という。いずれの自治体も会場ではマスク着用、手洗いやアルコール消毒などコロナ対策を実施。
今年新成人となる高槻市出身の男性は「成人式の会場には行きますが、中学校区別の開催なので高校時代の友人で会えない人もいます。今は大人数が集まる同窓会もできないので、少人数で集まる予定です。コロナが終わったら、ぜひ同窓会をしたいです」と話した。
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