川端康成文学館にて開催中 企画展「生誕100年 武石勇 漆の世界」
2021.02.16
茨木市立川端康成文学館で、企画展「生誕100年 武石勇 漆の世界」が2月15日(月)から3月15日(月)まで開催されている。
1920年に大阪市天王寺区寺田町で生まれ、大阪市立工芸学校木材工芸科を卒業した武石勇。
従来の伝統的な分野にとらわれず、現代的な造形として、幅広い分野で「漆の世界」を開拓した漆芸家である。
空襲で家族が移り住んでいた茨木で、復員してから1995年に亡くなるまでの50年間を過ごし、1949年には地域の作家とともに茨木美術協会を創立した。
初代委員長を務めるなど地域文化の振興にも尽力し、昨年が生誕100年、没後25年に当たる。
本展では初期作品を含め遺作展で紹介されなかった作品を展示。川端康成文学館の入口正面に掲げられた大作「爽韻」も必見だ。
《開催概要》
会期:令和3年 2月15日 (月)~3月15日 (月)
※最終日は正午まで
入館料:無料
休館日:火曜日(2月23日を除く)、2月24日
開館時間:午前9時~午後5時
関連ページ:開館カレンダー(茨木市立川端康成文学館)
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