淀川や猪名川で「河川愛護モニター」を募集中
2021.05.13
国土交通省が今年度の「河川愛護モニター」を募集中している。応募は5月31日まで。
河川愛護モニターは、全国の主要な河川において、河川整備、河川利用及び河川環境に関する地域の要望を把握することを目的に一般人から募集しており、北摂では淀川や猪名川が該当する。各河川事務所は、レポートから分かった意見・要望のほか「河川環境が損なわれる、あるいは河川利用上の障害となるような事象」「ゴミ等の投棄、河川の流水や施設についての異常」といったことについて、河川管理者に報告するという。
モニターは月1回以上、担当する区間において河川で「見たこと」「感じたこと」などをレポートにまとめて提出する。
淀川河川事務所では活動について公式サイトで公開している。それによると、令和2年度は198人の応募の中から17人に委嘱したとのこと。モニターのレポートも同ページから閲覧可能だ。高槻地区の今年3月のレポートを参照すると、実施日や天候とともに、河川敷にある公園に集う人々の様子や草花など自然などについて、3~4枚に渡ってまとめられていた。最後には担当者からの返事も。
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モニター期間は今年7月~来年6月。募集対象は河川の近くに住み、インターネット環境のある20歳以上。謝礼として月4,500円が支払われる。希望者は各河川事務所のホームページから申し込む。
詳細は各河川事務所のホームページで確認を。
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