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「日本を元気にするデープロジェクト」主催デザインコンペ 27日授賞式

2021.06.30

「マスクケースデザインコンペティション2021」(主催:日本を元気にするデープロジェクト)の授賞式が6月27日、大阪芸術大学スカイキャンパス(あべのハルカス)で行われ、宮城県の高校3年生・礒部光優さんが最優秀賞を受賞した。

賞状を受け取る磯部さん

賞状を受け取る磯部さん

「日本を元気にするデープロジェクト」は「お菓子のデパートよしや」で知られる株式会社吉寿屋(摂津市鳥飼中3)が、コロナ禍の日本を元気にしようと昨秋、関係企業31社と共に活動を開始。第1弾は「マスクDEおみや」と題して、同社を含む協力企業23社とともに人気商品などのデザインがパッケージになったマスクホルダーなどを販売した。

今回の「マスクケースデザインコンペティション2021」は、同プロジェクトの第2弾。全国の15~30歳を対象にマスクケースのデザインを募集したところ、約2ヵ月で25都道府県から408点の応募があった。

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吉寿屋社長の神吉一寿社長

神吉一寿社長

授賞式は遠方やコロナ禍で来場が難しい受賞者のために、オンライン中継も実施。来場している受賞者に賞状が手渡された。

最優秀賞は充電中のスマホ画面にスマホ充電中ならぬ「マスク充電中」の文字が描かれたデザイン。受賞者の磯部さんは「『スマホを充電しなきゃ』と思ったときにひらめきました」と話した。吉寿屋の神吉一寿社長は「このコロナ禍で経営者の間でも『大阪が一番厳しい』という声を聞いている。このプロジェクトを通じて、少しでも世の中を元気にしたい。できれば来年以降も続けていきたい」と話した。

賞状を手にする磯部さん

自身のマスクケースデザインの横で賞状を手にする磯部さん

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