門真市駅から南に4駅延伸　モノレールと近鉄の乗換えが可能に

大阪モノレールは2029年の開業を目指し、門真市駅から新設する瓜生堂駅（新駅の名称はすべて仮称）の約8.9kmの区間の延伸事業を実施する。延伸により大阪の都心部から東西方向に運行している4路線と新たに乗換えが可能になる。まず「門真南駅」は大阪メトロの長堀鶴見緑地線、「鴻池新田駅」はJRの学研都市線、「荒本駅」は大阪メトロの中央線と近鉄けいはんな線、「瓜生堂駅」は近鉄奈良線とそれぞれ乗換えが可能になり、利便性の向上が期待できる。

現在の計画では、延伸区間を17分、大阪空港駅から瓜生堂駅までを55分で結ぶ予定である。すでに（仮称）瓜生堂車両基地の整備工事が始まっているほか、今後は駅舎の建築工事や軌道桁（車両が走る線路）の製作・架設工事も着手するとしている。

記事内の情報は取材当時のものです。記事の公開後に予告なく変更されることがあります。