たかつき観光大使に人気ゲーム・アイドルマスター「高槻やよい」が就任

2022年1/12（水）高槻市の観光大使に、「アイドルマスター」に登場するアイドル「高槻やよい」が就任した。アイドルマスターとは、株式会社バンダイナムコエンターテインメントのアイドルプロデュースゲームのこと。

就任式では同協会の金田忠行代表理事から委嘱状が授与された。たかつき観光大使の就任は歴代11人目で、ゲームキャラクターが任命されるのは初めて。

１/20（木）から「やよい」の名前にちなんで、弥生時代の遺跡を整備した安満遺跡公園で、オリジナルグッズの販売や園内飲食店とのコラボレーション企画を行うなど、たかつき観光大使としての活動が始まる。

「高槻」という名前が同じというだけでなく、高槻市内には「弥生が丘町」という町名や「弥生橋」など、「やよい」という名前とのつながりもあり、熱狂的なプロデューサー（※「アイドルマスター」ファンの総称）も現れて、盛り上がりをみせていた。

 

また、2021年３月に弥生時代の遺跡が眠る安満遺跡公園がオープンし、「やよい」つながりの企画がさらなる集客につながると関係者の間で期待が寄せられていた。この盛り上がりを受け、ゲーム・アニメに関心の高いターゲット層に、高槻市を広くPRするための観光大使として、「高槻やよい」を迎え入れられないかと、高槻市観光協会が株式会社バンダイナムコエンターテインメントに提案し、今回の観光大使就任の実現に至った。

 

観光大使の活動として、期待が寄せられているのは、安満遺跡公園への集客につながるプロモーションだ。１/20（木）から、公園にも等身大パネルが設置される他、人気飲食店2店舗では、指定メニューをオーダーすることで、「高槻やよい」のオリジナルコースターやランチョンマットが限定で提供される。オリジナルグッズの販売も同日から同協会事務所や同公園事務所で販売を開始する。

また、観光冊子の表紙への掲載をはじめ、たかつき観光アプリを使ったスタンプラリーをクリアすることで、スマートフォン用のオリジナル壁紙がダウンロードできる企画も準備されている。

 

同協会や市の担当者は、「今後も、多くの人に高槻市へ訪れてもらえるような市の魅力とアイドルの個性を活かした観光プロモーションを手掛けていきたい」と話している。

 

【「アイドルマスター」とは】
2005 年にアミューズメント施設向けゲーム機からスタートしたアイドルプロデュースゲーム。プロデューサーとしてアイドルを育成するゲームシステムや、個性豊かなキャラクター、楽曲が支持されている。これまでに家庭用ゲームソフトをはじめ、ラジオ、テレビアニメ、モバイルコンテンツからステージイベントまでさまざまなクロスメディア展開。2021年には、家庭用最新作『アイドルマスター スターリットシーズン』を発売。高槻やよいは、アイドルマスターに登場する芸能プロダクション「765プロダクション」所属のアイドル。

Ⓒ窪岡俊之ⒸBANDAI NAMCO Entertainment Inc.

 

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