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-茨木市- 第39回テーマ展「銅鐸をつくる―弥生時代の鋳造技術―」を11月27日(月)まで開催

2023.10.02

茨木市教育委員会は、茨木市立文化財資料館で11月27日(月)まで、東奈良遺跡銅鐸鋳型発見50周年事業として、第39回テーマ展「銅鐸をつくる―弥生時代の鋳造技術―」を開催する。

昭和48年に東奈良遺跡で銅鐸鋳型が発見されてから今年で50年が経ち、同遺跡から出土した完全な形を保った銅鐸鋳型は国内でも唯一の例であり、銅鐸鋳型をはじめとした鋳造用具は、日本列島における弥生時代の青銅器鋳造を考えるうえで極めて重要な資料。

同展では東奈良遺跡を中心に大阪平野北部の鋳造用具を展示し、弥生時代における銅鐸鋳造技術に焦点をあてた展示を行う。展示品は同館で保管する国・重要文化財である銅鐸鋳型や銅戈どうか 鋳型、ガラス勾玉まがたま鋳型、ふいごの羽は口ぐち(送風管)など東奈良遺跡から出土した資料を中心に50点ほど。

また、50周年を記念し公益財団法人辰馬考古資料館と企画連携し、同館学芸員青木政幸氏による講演や、当館学芸員による銅鐸に関する連続講座や現代の工人(和銅寛) による大阪湾型銅戈・小銅鐸の公開鋳造、ミニチュア銅鐸鋳造体験などのイベントや楽しみながら学べる館内クイズラリー(景品あり)も開催する。

■テーマ展の概要
・展示名:第39回テーマ展「銅鐸をつくる―弥生時代の鋳造技術―」
・開催日時:~11月27日(月)午前9時~午後5時
・休館日:火曜日、11月4日、24日
・会場:茨木市立文化財資料館1階展示室(入館無料)
・主催:茨木市教育委員会

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