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-高槻市-ピアノ生演奏で無声映画を上演「100年前の映画の世界活弁キネマ」

2024.12.10

活動弁士の語りとピアノの即興演奏で、映画にまだ音がついていなかったサイレント映画の時代にタイムスリップ!賑やかに往年の名作を楽しもう。

①11:00開演「ロイドの要心無用」~関西弁編~

1923年 映画本編67分 アメリカ 原題「Safety Last!」
製作:ハル・ローチ 監督:フレッド・ニューメイヤー、サム・テイラー
出演:ハロルド・ロイド、ミルドレッド・デイビス
田舎から出てきた青年ロイド君が、ひょんなことから高層ビルにのぼるハメに・・・まん丸眼鏡がトレードマークの近所にいそうなお兄ちゃん。いかにもアメリカの(ちょっぴり弱気な)好青年。みんな大好きハロルド・ロイド!そんなロイドの代表作が今作品。大時計にぶら下がるシーンは後世の映画にどれほどの影響を与えたことか。まさにシチュエーション・コメディのお手本にドキドキハラハラ大笑い。お子さまも一緒に楽しめる王道コメディ!今回は、初演時大好評だったオール関西弁版でのお届け!
協力:喜劇映画研究会

②14:00開演「大人の見る繪本 生れてはみたけれど」

1932年 映画本編90分
監督:小津安二郎
出演:斎藤達雄、吉川満子、菅原秀雄、突貫小僧、阪本武
東京郊外の新興住宅地に引っ越してきたサラリーマンの吉井一家の物語。小津安二郎監督のサイレント映画期の代表作で、第9回キネマ旬報ベスト・テン第1位。サラリーマン社会の悲哀を子供の視点からユーモアたっぷりに描いた風刺喜劇。昭和初期の微笑ましい子供たちの魅力たっぷりだが、実に現実的な大人の世界との対比がシニカル。昭和はじめ当時の日本の暮らしぶりも覗ける作品。
協力:マツダ映画社

 

<料金>
一般:1,500円
中学生以下:500円
通し券:2,500円

<申し込み>
12/18(水)~開始
web 窓口/10時~
一般 電話/14時~

<問い合わせ>
高槻城公園芸術文化劇場
TEL:072‑671‑9999(10時~17時)※月曜休館(祝日をのぞく)

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