
香り豊かな「だし」で毎日の食卓をより美味しく~だしの美味しさを感じるおひたし〜
惣菜の定番・おひたしには美味しいだしが欠かせない。
だしと調味料を合わせたものに野菜を漬け込むシンプルな調理法なので、だしの美味しさが出来栄えを左右する。
「おひたしを作る機会が少なくなってきたと思います。おかずの一皿にさっと作ることもできる、とても便利なレシピなんですよ。だしの取り方と一緒に覚えておいてくださいね」。
だしに合わせるのは、うす口しょうゆとみりん。
「もし、ご家庭にうす口しょうゆがなければ、濃口しょうゆを使ってもいいでしょう。ただし、塩分量が異なるので、好みの味に加減してくださいね」。
今回は旬のほうれん草を使ったが、他の野菜でも美味しく作ることができる。
「春には山菜やさまざまな葉野菜が旬を迎えます。例えば、フキや明日葉、菜の花やセリなど。シンプルな味付けなので、どんな野菜にも合うでしょう」。

たっぷりのだしと調味料を合わせたものに、ほうれん草を1時間ほど浸す。あまり長く浸しすぎると、野菜が変色するので、1時間程度が目安。

〈使用する食材〉2人分
ほうれん草(90g)、だし(100ml)、うす口しょうゆ(大さじ1)、みりん(大さじ1)
ほうれん草(90g)、だし(100ml)、うす口しょうゆ(大さじ1)、みりん(大さじ1)
【おひたしの作り方】
①ほうれん草は下茹でをし、水にさらしてしっかり水気を絞る。
②だし、うす口しょうゆ、みりんを混ぜ合わせる。
③①を2~2.5㎝に切り、さらに水気を絞って②に1時間ほど浸す。