
FPの相談ってどんな雰囲気なの? 読者モデルが体験!
「ファイナンシャルプランナー(以下、FP)」という職業は、世間で浸透しつつあるが、イメージについてはどうだろうか。「保険と金融のプロ」はもちろんだが、それだけではない。相談者の現状や望む生き方を詳細にヒアリングし、より良い人生の手助けをしてくれる「人生設計のプロ」でもある。今回はFP相談は初という杉本安希子さんの体験ということで、FPの植田ひとみさんと北野美也子さんに登場いただいた。
植田さん、北野さんについての紹介はこちら

まずは植田さんが資産運用についてヒアリングを実施。家族や趣味の話など、他愛のない会話から杉本さんの想いを引き出していく。3人の子育てを終え、現在は自身が経営する認可保育園の仕事に専念する杉本さん。投資状況について現状を把握し、選択しがちな定期預金のメリット・デメリットとあわせて、最新の金融商品や変額保険の説明も行う。最後は家計の見直しについて「どこの家庭も使途不明金が10~20万円あるので、家計の洗い出しをしましょう。1人が難しいのであれば一緒に考えますよ」と次回までの宿題を出した。
続いて保険一筋30年の北野さんにバトンタッチ。実は最近、杉本さんは「ずっとかけていたけれど、もういらないかな」と思い、全ての保険を解約したという。とはいえ、「不安がない訳ではない」という杉本さんに、北野さんは「がんにかかる女性は2人に1人と言われています。でも今や治る病気なので、不安にならずに準備を進めていきましょう」など最新の医療事情について解説。また「特にがん保険は、時代に合わせて更新されているので、見直す方が得です。掛け捨てとそうでないものがあり、保険でお金を貯めることもできるんですよ」と話す。


個別相談を終えた杉本さんの感想は「老後のことや将来やりたいことに備えて、”どれだけの金額”を”どうやって”貯めればいいかなど、リアルに考えることができました」と語った。2人のFPに共通しているのは、気さくな雰囲気の雑談。途中、ペットの話などで盛り上がる姿も見られた。「本音で話すためにも、リラックスしていただくのが一番なので」と植田さん。「お金だけではなく、最新の医療についても定期的に研修を受けて学んでいますので、必要な時期に必要なアドバイスができます」と北野さん。個別相談は無料なので、気軽な気持ちでプロと一緒に現状を振り返り未来を考えてみるのもいいかも。
※今回は体験のため、2人のFPにそれぞれ別の内容を相談。普段は1人のFPとじっくり向き合うスタイル。
ファイナンシャルプランナー 北野 美也子さん・植田 ひとみさん
