歯ブラシでできる「ほうれい線を薄くするストレッチ」

「リモートワークの導入」や「マスクの着用」など、新しい生活スタイルが定着している。

実は、これらの生活スタイルが、口元のゆるみを招き、豊かな表情を作る「表情筋」の衰えにつながる可能性があるそう。

そこで、口腔ケアの専門家、歯科衛生士に表情筋のストレッチを教えてもらった。

（取材協力／歯科衛生士・NDL mint-seminarインストラクター　渡邊彩さん）

★「リフトアップ」「エラ張りの解消」ストレッチはこちら

★オーラルストレッチに最適な「ミント歯ブラシ」はこちら

歯磨きや入浴のタイミングで、手軽にできるのもうれしいポイント

歯ブラシでできる「表情筋」のストレッチ

口周りやあごの筋肉が衰えると、口角が下がったり、ほうれい線が濃くなったりと美容に悪影響が。

また口の中が乾くため、口臭の原因にも。

そこで注目されているのが
「オーラルストレッチ」。

1cm～1.5cmほど頬を持ち上げ、頬骨の下に緩やかなアーチを描くように心地よい圧をかけてなぞる。

顔全体の緊張を緩め、ほうれい線を薄くするストレッチ

「オーラルストレッチ」とは歯ブラシを使って、表情筋の一部と咀嚼筋の緊張を和らげる運動のこと。

美容効果が期待できるほか、咀嚼や唾液分泌など口腔機能の促進効果も。

引っかかる部分では動きをとめて、全体をならすように3～5回行う。

ストレッチを行うときは、口の中の粘膜を傷つけないよう、ブラシ背面が膨らんだカーブヘッドの歯ブラシが最適。

週に2～3回、1週間程度でほうれい線が薄くなる効果が期待できる。

●教えてくれた人●

渡邊彩さん

歯科衛生士・NDL mint-seminar公認インストラクター

歯科衛生士として働くなかで、「顎の周りが疲れる」「口元のたるみが気になる」といった訴えにアプローチしたいと「オーラルストレッチ」を考案。

2015年よりNDL mint-seminar講師を務める。