地域情報紙「City Life」が発信する地域密着のニュースサイト
地域から選ぶ
ジャンルから選ぶ
PICK UP
TOP > 正しい日本茶の淹れ方 > 正しい日本茶の淹れ方
意外と知られていない正しいお茶の淹れ方。
今回は一般的な煎茶の淹れ方を紹介する。
煎茶とは、日の光をたくさん浴びた茶葉を加工したもので、 甘みとうま味のバランスがよく、清涼感のある香りと心地よい苦みが特徴。
「良質な茶葉を使うことも大切ですが、重要なのは湯の温度です。 適温の湯で煎茶を淹れると、煎茶本来の甘みとうま味をしっかり引き出すことができます。一度の茶葉で2~3煎楽しむことができますよ」。
煎茶の場合、70~80℃の湯で抽出時間は約40秒~1分で、美味しいお茶を淹れることができる。 「抽出時間は目安なので、お好みの抽出加減を見つけるのもいいと思います。新茶の場合は70~75℃の湯で淹れるとフレッシュ感が広がりますよ」。
〈煎茶の淹れ方〉1人分 ① やかんに湯をしっかりと沸かす(やかんのフタを少しずらして5分ほど沸騰させる)。湯が冷めないように保温ポットなどに移す。 ② 茶葉(3g)を急須に入れる。 ③ 湯冷ましに湯を適量(90~100mlくらい)入れる。それを湯のみに移す(湯を移し入れることによって湯温を冷ます)。
④ ③の湯を急須に移し、蓋をして1分蒸らす。 ⑤ 数回に分けて湯のみにお茶を淹れる(最後の一滴までしっかり淹れること)。 ※2煎目…ポット→湯冷まし→急須の順で湯を入れ、すぐに湯のみにお茶を淹れる ※3煎目…ポット→急須の順に湯を入れ、30秒ほど蒸らしてから湯のみにお茶を淹れる