高槻市
茨木市
摂津市
吹田市
豊中市
箕面市
池田市
グルメ
社会
子育て・教育
健康・医療
ビューティー
カルチャー
コラム
生活
イベント
地域情報紙「City Life」が発信する地域密着のニュースサイト
地域から選ぶ
PICK UP
TOP > 頼りになる塾と出会う為に知っておきたいコト > 頼りになる塾と出会う為に知っておきたいコト
長びくコロナ禍、親子ともに気分が晴れない日が続いているかと思います。そのようななか、塾は勉強を教えるだけでなく、学習の悩みや相談も親身に聞いてくれる頼りになる存在です。学習アドバイザーの西村創さんに塾の活用法を聞きました。
強みを知って通う塾を決めよう 塾を存分に活用するには、まずは何よりも目的に合った塾を選ぶことが大切です。塾はそれぞれ力を入れている分野が異なるからです。算数や数学など特定の苦手科目を克服するためだったり、近年の入試傾向に合わせて思考力を鍛えるためだったりと、どんな目的を達成したいかを明確にしてから、どこの塾を選ぶかを検討しましょう。 単に勉強を教えるだけではなく、やる気やモチベーションをアップさせることに長けている塾もあります。勉強は自ら考えたり、覚えたりする能動的な姿勢が無ければ、大きな成績アップは望めないからです。「うちの子はどうもやる気が無くて困る」という方には特におすすめです。 またコロナ禍のなか、多くの塾がオンライン授業に対応して、運営もスムーズになってきています。自宅学習をしたい場合は、録画授業の質やライブ配信の頻度、学習管理ツールの使い勝手、講師への質問方法など、どのようにオンラインサービスが提供されているかも要チェックです。
夏期講習では2学期以降の学習準備を 7月に入るとほとんどの塾が夏期講習を実施します。このような季節講習会は通常授業に比べて1日の授業時間が長く、毎日連続して通塾します。目的に合った塾を選ぶことができれば、大きな成果が得られることでしょう。 授業を受けるだけでなく、2学期以降の学習ポイントや勉強の仕方を教わることや、情報収集も積極的に行ないたいものです。塾は生徒がつまずくポイントを熟知しています。2学期以降の学習の肝となるポイント、これからどのように学習を進めれば良いか、勉強の仕方も教えてもらえます。各教科の担当講師に聞いてみましょう。
志望校の入試問題の出題傾向を把握 私立中学受験を目指す場合は、小3の春から中学受験指導塾に入塾することが一般的ですが、学校によっては、小5の夏からの受験勉強スタートでも間に合うことがあります。苦手科目の克服から、出題傾向まで受験に精通した講師から得られる情報は必ず役立つはずです。 また中3や高3の受験生は、そろそろ高校や大学の志望校を具体的に決める頃。中学受験同様、具体的な入試問題傾向をどれだけ頭に入れたうえで勉強できるかが、得点力アップに関わってくるので、授業の前後には講師に積極的に質問をしましょう。 まとめのテストでは、結果が返却されたら、志望校合格への課題、今後どのような勉強が必要かを各科目の担当講師に質問することもおすすめします。お子さんの学力と課題点、志望校についての情報、お勧めの併願校などもできるだけ聞き出しておきましょう。ただ授業を受けるだけでなく、塾を存分に活用して、志望校合格をめざしましょう。
【この方に聞きました】 学習アドバイザー 西村 創さん 国内外の大手学習塾で指導歴25年以上。出版している教育書、参考書はすべて重版をくり返し、累計13万部突破。全国の学校講演、「にしむら先生」としてYouTube配信中。 https://allabout.co.jp/gm/gp/1288/